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東京都立武蔵高等学校・附属中学校

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2022/12/01 お知らせ

第16回全日本高校模擬国連大会・本選に本校高校1年生ペアが出場しました

 グローバル・クラスルーム日本協会主催の全日本高校模擬国連大会において、本校高校1年生 吉川未来さん・小野利紗さんペアが予選を通過し、国際連合大学にて第16回全日本高校模擬国連大会・本選に出場しました。

 

 予選ではリビア大使として、“International Migration and Development”(「国際移住と開発」)という議題についての議論を行い、本選ではチリ大使として、“Tripartite declaration of principles concerning multinational enterprises and social policy”(「多国籍企業及び社会政策に関する原則の三者宣言」)という議題について議論を行いました。2人にとって非常によい経験となりました。

 

(吉川さんのコメント)

私は法学に興味があり、高校一年生の間に何か法学関係の活動に参加したいと考えていました。そのことについて先生に伺ったところ、中学三年生の時に行った模擬国連に再度チャレンジしてみるのはどうかと仰って頂きました。参加を決めたのはいいものの、準備に追われ、小野さんと多くの話し合いを重ねました。政策を固め、当日の会議をシュミレーションし、他国大使の立場も考え、議場の動きも予想して各大会に望みました。しかし、いざ、会議が始まると想像すらしていなかった論点が問題となったり、派手な動きをする大使がいたりと私達が描いていた議場とは大きく異なるものでした。焦燥感と不安に押し潰されそうになることが多々ありましたが様々な状況を予想して準備してきたことを最後まで信じ会議に臨めたと思います。やはり今回、賞を獲得出来なかったのが名残惜しいので再度、一回り成長した私達で模擬国連に臨みたいと思います。

 

(小野さんのコメント)

7月中旬、吉川さんに誘われたのをきっかけに本大会に出場することになりました。私達が中学3年生のときに初めて地球学で模擬国連が導入されたので、一度模擬国連を経験したことはありました。ですが、まさかもう一度、ましてや全国のハイレベルな高校生たちと模擬国連をするなんて思ってもいませんでした。まず予選会に、次は予選を突破したチームのみが参加できる本選会に、合わせて2回の会議に出場しました。いずれの会議も本番までに1ヶ月以上の準備期間を要しました。学業や習い事、部活動との両立は大変でしたが、合間の時間を縫ってなんとか乗り越えました。今回賞は逃したものの、本大会を通して見識を深めることができて私自身も成長を実感しております。交渉力や英語力の獲得は勿論、国際問題に関してさらに興味を持つようになり、現在は国際情勢を注視しているところです。当日色々な問題が起きたので、この経験と反省を次にしっかり繋げたいと思います。

 

リビア1

 

チリ2