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朝日を浴びて輝く人工芝グラウンドでは、各部活動が活気ある練習を行っています。
新しいグラウンドは、これまでの土のグラウンドとは違い、ユニフォームが汚れにくく、
転倒時のけがの心配も少ない安全な環境です。

ソフトボール部の生徒は「(ウエアが)汚れないのがうれしい!」と笑顔を見せながらも、
「バウンドが吸収されて少し弱くなるので、感覚をつかむまで練習が必要」と話していました。
新しい環境に順応しながら、プレーの精度を高めようと意欲的に練習に取り組んでいます。

一方、陸上競技部ではバトンパスの練習が行われていました。
人工芝ではスパイクシューズが使えませんが、テイクオーバーゾーンなどのラインがあらかじめペイントされており、
これまで必要だったライン引き作業が不要になったことで、より効率的に練習できるようになりました。
体育祭やリレーの準備では、これまでメジャーで測りながら1時間以上かかっていたライン引きがなくなり、
その分、走り込みや技術練習に集中できています。

ただし、人工芝は反発が少なく、競技場でのスパイクの感覚とは少し異なるため、
生徒たちは「早く本番に近い走路でも練習したい」と期待を膨らませています。
現在、2月下旬にはスパイクが使用可能な全天候型ランニング走路と砂場エリアの
整備が予定されており、完成後は幅広い練習が可能になります。

また、人工芝グラウンド以外でも、近隣には砂浜や芝(天然の芝・雑草)の傾斜(坂道)コース
平和島公園にはコースに信号がない「3kmや5kmのランニングコース(ロード)」もあります。
恵まれた環境の中で、砂浜ダッシュなどを取り入れたバラエティ豊かなメニューが可能で、
体力づくりと技術向上の両立を目指しています。

さらに、ソフトボール部や陸上競技部をはじめ、各運動部には部活動指導員が配置され、
専門的な視点からの技術指導や練習サポートが行われています。
新しい環境と支援体制のもと、生徒たちはそれぞれの目標に向かって一歩ずつ成長を重ねています。