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2年生は、2泊3日の修学旅行に出発しました。早朝の羽田空港に集合した生徒たちは、
友だち同士で「楽しみだね!」と声を掛け合い、にぎやかに出発準備を進めていました。

沖縄、那覇空港に降り立つと、まず驚かされたのは「空気の違いと言葉の違い」でした。
昨日、東京では冬の訪れを感じる肌寒さの中、コートを引っ張り出しました。
今日の那覇は、一日曇り空で少し肌寒くはありましたが、薄手の上着を着るかどうかという程度でした。
また、「めんそーれ」「ハイサイ、ハイタイ」「うちなー」等、沖縄ならではの言葉に、生徒たちはさっそく沖縄の地域性を体感していました。

昼食には沖縄そばをいただき、普段食べ慣れたラーメンとは違う、やさしいだしの風味と太めの麺に
「おいしい!」「これが沖縄の味なんだね」と、食べ物からも地域の文化を感じる姿が見られました。

その後、平和祈念資料館やひめゆり平和祈念資料館を訪れ、沖縄戦の歴史や、
当時の人々がどのような思いで生活していたのかを学びました。
展示資料を静かに見つめメモを取る姿、説明を真剣な表情で聞き入る姿から、
生徒たちの「知ろう」とする姿勢が強く伝わってきました。

2年生にとって、初日のこの平和学習は、修学旅行の大切なテーマである
「平和への願い」を新たにする大切な時間となりました。