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保育基礎・フードデザイン
(水曜日3・4時間目/家庭科室・調理室)
選択授業「保育基礎」では、子どもたちに楽しんでもらうための「作品づくり」を進めていました。
取材したこの日は、色紙や折り紙、割りばし、厚紙を使って、
それぞれのグループが工夫を凝らして作業を進めていました。
壁には、保育園の教室のように「三匹のこぶた」「うさぎとかめ」
「一寸法師」などの紙人形劇も展示されていました。
生徒たちは、「(子どもたちが)笑ってくれるかな?」「もう少し色を明るくしてみよう」「ハートは赤がいいかな?ピンクがいいかな?」など、
互いに意見を出し合いながら作業をする姿が印象的でした。
完成した作品は、教室内や廊下にも展示され、温かみのある保育教材が次々と形になっていきます。
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また、隣の調理室からはとても美味しそうな香りが漂ってきています。
選択授業「フードデザイン」の授業ではハンバーグの調理実習に取り組んでいました。
盛り付けや付け合わせの彩りにも気を配り、家庭科室いっぱいにおいしい香りが広がっていました。
「焼き加減がちょうどいい!」「みんなで食べるとおいしいね」と笑顔がはじけ、
協力し合いながら調理する姿に、確かな成長が感じられました。
どちらの授業も、家庭科の学びを通して
「人を思いやる心」や「つくる楽しさ」を育てる時間です。
作品づくりや調理を通じて、生徒たちの感性と協働の力が豊かに育まれていました。