校章

東京都立目黒高等学校

学校からのメッセージ

校門校名プレートの写真

校長あいさつ

校長 川原博義

未来の夢に向けて
大正8年の実科高等女学校に始まり、100年以上の歴史と伝統を持つ本校は、今年度も継続して東京都教育委員会から「進学指導研究校」、「英語教育研究推進校」の指定を受け、地域に根差した進学校として信頼される学校づくりを進めて参ります。歴史や伝統を大切にしながらも、一人一台タブレットの購入・活用、「学びの改革」や「学びの継続」を実践しています。大きく変化する社会に向けて、本校の伝統である「自主・自律の精神」を受け継ぎ、高い志を持ち、「努力」や「挑戦」を惜しまず、今後求められるICT活用の力を身に付けた広く社会に貢献できる人間性豊かな生徒を育成して参ります。

目黒で進路希望の実現
新しい学習指導要領が年次進行で導入されています。高等学校への進学率が99%と言われる現在、高校教育までがより良く生きるための基礎・基本であると捉え、受験科目かどうかでなく、目黒高校で学ぶ全てを身に付けることが必要であると考えています。全ての教科・科目の知識・技能を身に付けてください。そうすれば当然、大学入学共通テストに対応することができるようになります。国公立大学を受験することが目標なのではなく、深い学びの中で当然の結果という事になります。教育課程でも国公立受験に対応したものとしています。
また、進学指導研究校として進学指導について学力の分析会やケース会議の活用など、学校全体で組織的な進路指導で皆さんの進学希望の実現を目指します。まずは「授業第一」、予習復習や家庭での学習、eラーニングや講習会の活用、一人一台のタブレットPCを活用した学びを活用して各自の夢を実現させてほしいと思います。
さらに本校では、理数教育の充実を通じて、理系の進路開拓にも努めています。大学教授等の講演会や探究活動、大学訪問などの機会を生かして理数系の面白さに触れ、進路選択の幅を広げてほしいと考えています。
皆さんが社会に出る時は65%の人が今は無い職業に就くと言われています。将来の夢を持つことと何事にも対応するための知識の基礎・基本を身に付けておくことが重要です。

自主・自律の伝統
高校生活は学習するだけではありません。学校行事や部活動に全力で取り組み努力や協力を、生徒会活動や集団生活で人権意識や思い遣り、公正・責任を身に付ける。誰かが教えてくれるものではありません。主体的な行動、自律的な行動を通して身に付けてください。高校は学ぶところです。教えてもらうのではなく、自分から積極的な活動への参画が必要です。100年の歴史に学び、新たな伝統を創造する目黒高校で自分を試してみませんか、共に人生を歩む素晴らしい仲間との出会いが、あなたを待っています。

校長 川原博義