校長あいさつ

本校は、百年を越える歴史を誇る地域の伝統校です。大正八年に目黒村立目黒実科高等女学校として設立され、その後、様々な変遷をたどり、昭和二十五年に東京都立目黒高等学校と改称され、現在に至っています。
本校の教育において、これまで一貫して大切にしてきたのは、「自主・自律の精神」を受け継ぎ、高い志をもち、「努力」や「挑戦」を惜しまず、広く社会に貢献できる人間味あふれる生徒の育成です。
本校では、仲間と協力して学校行事の企画・運営に意欲的に取り組む生徒や自らの目標に向かって部活動の練習に熱心に取り組む生徒など、夢や理想の実現に向けて、挑戦を恐れず、努力を続けている生徒を数多く目にすることができます。時に泣いたり笑ったりしながら、仲間と互いに切磋琢磨して互いの個性を尊重し、着実に成長していくことが伝統として受け継がれています。
また、そのような生徒の成長を支えるのが熱意と個性あふれる教職員です。日々の授業をはじめ様々な教育活動を活かして、自ら考え主体的に学習に取り組む姿勢や課題に対して粘り強く取り組む態度を育んでまいります。
本校での学びを通して、自らの未来を切り拓き、ともに新たな社会を築いていきましょう。
校長 長嶋秀雄