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東京都立目黒高等学校

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2024/02/22 イベント

【都の予算案に高校生の提案が採用】令和5年度事業提案制度にて生徒の提案が採択され、小池都知事より感謝状を授与されました。

令和6年(2024年)2月13日(火曜日)、令和5年度事業提案制度の感謝状授与式が行われました。

 

 

毎年、東京に集積されている知を活用し、都政の喫緊の課題を解決するため、都民、大学研究者、職員から事業を募集しています。

 

目黒高校では第1学年の『情報Ⅰ』、第3学年の『社会と情報』の「情報社会と問題解決」という内容の学習で、この事業提案制度を実生活に生きた教材として扱っています。今回、目高生が応募した都民提案では、全体では847件の事業提案がされました。その中から、都民提案15件を東京都が選定し、都民によるインターネット投票を実施したところ、都民提案は37,119票の投票がありました。都民投票の結果等を踏まえ、都民提案から8件の事業を令和6年度予算案に反映されました。そのなかで目黒高校の高校生による提案が選ばれました。例年の事業提案制度に引き続き、3年連続で目黒高校の高校生の事業提案が選ばれました。

00_集合写真

 

今年度は目黒高校以外の高校生や大学生の提案も選ばれており、事業提案をする若者が増えている実感をしました。

本校の取り組みを知った他校の先生が応募したと聞いています。目黒高校の生徒の取り組みが、少なからずとも都内の高校生へと影響を与えていてうれしく思います。

 

今年度選ばれた事業の詳細は以下の通りです。

政策課題解決型空き家活用支援事業

都市リノベーションデザイン

 

空き家の問題は現代の社会テーマの一つです。テレワークも進んでいるので空き家をサテライトオフィスに活かしてはどうかなど議論になり、授業の枠を超えた深い学びがあったと思います。

 

当日の様子の写真です。緊張感がありましたが、晴れの舞台となりました。

 

R06事業提案03

 

R06事業提案02

 

高校生でも、提案や行動する勇気があれば社会をより良い未来へ導くことができます。情報の授業を受けた全員が現実と向き合い、より良い未来への提案を考えたことには大きな意味があると思います。この経験を生かし、全員でより良い未来を創っていくことを願っています。