町田市探究　中間報告を行いました【産業社会と人間（1年次）】

本校では、１年次「産業社会と人間」において、地域社会の困りごとに向き合う「町田市探究」を実施しています。

町田市役所の各部署、ＦＣ町田ゼルビア、町田自然幼稚園など、町田市内で活躍する機関・団体の方々から直接お話を伺い、地域が抱える様々な困りごとについて理解を深めています。福祉や教育、地域活性、スポーツ振興、子育て支援など、幅広い分野のテーマに触れ、生徒一人ひとりが興味のある課題を選んで探究活動を進めていきます。授業では、課題の背景にある困りごとを知るだけでなく、実際に支援を必要とする人の立場を考え、どうすれば現実的な解決につながるかを検討することを大切にしています。

また、調査内容をまとめ、誰に・どのように役立つ提案かを明確にする過程を通して、考えを言葉や形にして伝える力も養っています。今年度も中間発表の機会を設け、生徒が自分の提案を各担当者へ説明しました。生徒は緊張しながらも堂々と発表し、専門的な視点から助言を受けることで、自らの提案をより深い内容へと改善するきっかけとなりました。

こうした学びを通じて、社会的課題を自分事として捉え、主体的に考え行動できる姿勢が育まれています。今後も地域とのつながりを大切にしながら、より実践的な学びを提供し、生徒の社会参画と自己実現に向けた意識の醸成を図ってまいります。