校章

東京都立町田総合高等学校

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進路指導・キャリア教育

進路指導基本方針

基本方針
(1) 生徒1人ひとりの希望する進路の実現を学校全体で支援する。
(2) 生徒が自己を探究し、自分と社会との関係を理解することで、将来設計ができるよう働きかける。
(3) 生徒が未来を切り開く方法を、自ら考え実行する力を身につけさせる。
(4) 社会のルール、マナーの必要性を理解し、それを守る生徒を育成する。
(5) 社会と地域の財産となる人間を育成する。
具体的な指導目標
○「基礎学力の育成」は全ての進路実現に必要不可欠であり、そのために生涯にわたり学習する習慣を身に着けさせる。
○生徒1人ひとりの進路希望を等しく扱う。
○1年次から3年間を見通した計画的なキャリア教育「産業社会と人間」(1年次)
「探究の時間」(2,3年次)を全教職員が協力して行う。
○最新の進路情報収集につとめ、それを共有し、有効に活用する。
○実際に社会で活躍している人達から、直接社会について学ぶ機会を設ける。
○進路開拓を目的とし、大学、産業界と積極的に連携する。
講習イメージ

町田総合のキャリア教育について

生徒たちには、将来、社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための力が求められている。この視点に立って日々の教育活動を展開することこそが、キャリア教育の実践の姿である。

学校の特色や地域の実情を踏まえつつ、生徒たちの発達段階にふさわしいキャリア教育を学校で推進・充実させるため、町田総合では、【産業社会と人間】、【探究】の科目を設置している。

【産業社会と人間】(1年次)
1 目標
(1)社会生活や職業生活に必要な基本的な能力や態度及び望ましい勤労観、職業観を身に付ける。
(2)我が国の産業の発展と、それがもたらした社会の変化について考える。
(3)自己の将来の生き方や進路について考え、その実現に向けた高校での履修計画を作成する。
2 内容
目標を達成するために、以下の事項等について学習する。
○コミュニケーション・スキル  ○職業調べ  ○職業人インタビュー  
○労働環境  ○社会保障制度  ○持続可能社会
○自分史  ○履修計画  ○ライフプラン 
【探究】(2・3年次)
1 目標
(1)自ら課題を見つけ解決する、資質や能力を伸ばす。
(2)興味があることを徹底的に取り組む、探究する力を深める。
2 内容
目標を達成するために、以下の事項等について学習するとともに、〈課題の設定〉〈情報の収集〉〈整理・分析〉〈まとめ・表現〉といった「探究のプロセス」を身に付ける。
○問いづくり  ○グループワーク  ○ビブリオバトル
○情報収集スキル(文献調査、アンケート調査、インタビュー)
○情報分析スキル(シンキングツール、データの集計、表・図の作成)
○探究テーマ  ○探究計画書  ○卒業論文

生徒一人ひとりのキャリア形成と自己実現に向けて、キャリアパスポート等を活用する。生徒にとっては、学習状況やキャリア形成の見通しや振り返りに役立てることができる。教員にとっては、その記述をもとに対話的にかかわることによって、生徒の成長を促し、系統的な指導ができる。

本校は令和3年度から、地域探究推進校の指定を受けた。今後4年間で、地域社会における身近な課題を取り上げ、地域の人材や外部機関と連携しながら、よりよい地域や社会の将来を担う意識を育む。