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2026/09/08 お知らせ
合唱コンクール(6)コーラスは楽しい
『コーラスは楽しい』

この本の著者・関屋晋先生は、1928年生まれ旧制八中時代の小山台高校のOB、合唱の世界の偉大な先輩になります。
合唱指揮者の道を歩まれ、このご著書が出た時点で、ご自身の合唱団を率いて指揮者の小澤征爾さん指揮の管弦楽団と共演し、ウィーンでもベルリンでも高い評価を受けていました。
その「大先輩」のコーラス人生の原点は、1941年(昭和16年)の府立八中(すぐに都立八中となる)の入学式、合唱部、男声合唱によるドイツ語の歌、その響きに魂を奪われたこと、そして、八中3年生時、戦争が激しくなるなか大田区の無線工場で働いていた際に、女学生たちが何のはずみかで合唱した「故郷を離るる歌』が「天使の声」のように聞こえたこと(と、『コーラスは楽しい』p18にあります)。
そして、戦時下で音楽大学には進めず、早大卒業後、会社員との「二足のわらじ」から合唱指導一本に生き方をしぼり、多くの合唱団を指導され、日本の合唱の世界に大きな貢献をされました。
この本の冒頭の一節を引用します。
「コーラスとは、さまざまな声がまじり合い、溶け合ってつくり出す響きです。一人ひとりの声がまじり合い、溶け合うというのが大切なのです。わたしはよく、アマチュアコーラスを「大阪城の石垣」にたとえます。「石垣」をつくっている石の大きさは決して一様ではありません。大きくて立派な石もあれば、小さくて目立たない石もあります。しかし、「石垣」の強さ、そして美しさは、それらが積み重なり、支え合っているからこそなのです。」
逝かれてからすでに二十年、それでも、小山台の後輩たちの合唱に、どこかで耳を傾けていらっしゃるでしょうか?
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