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東京都立小金井北高等学校

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2026/08/06 お知らせ

全国高等学校総合文化祭に本校生徒が参加しました。

7月30日から8月1日に秋田で行われた第50回全国高等学校総合文化祭(あきた総文2026)文芸部門に本校文芸部3年浅沼春佳さんが東京都代表として参加しました。

以下は浅沼さんの体験記です。

 

『2026年、夏。東京駅を出発した新幹線が東北の山々を貫き、青々とした田園風景を駆け抜けた先で、私は秋田にたどり着いた。この地を訪れたのは、あきた総文の、文芸部門に参加することになったからだ。一口に文芸部門といえども内容は多岐にわたり、当然、集う文芸部員たちの個性も才覚も多彩である。私はその中でも東京都の短歌部門代表として、その面々の中に飛び込んでゆくこととなったのだが、当初はどんな出会いがあるのか予想もつかず、緊張感を覚えていた。

初日は、開会式の後、文学散歩へ出かけた。文学散歩では創業明治12年、147年の歴史を持つ小玉醸造を訪れ、施設を見学した。さらにその一角にあるブルーホールにて、秋田にゆかりのある画家の永沢碧衣さんの作品を鑑賞した。同じ短歌部門に集った全国の高校生と一緒に、五感と言葉を使い、伝統と自然、そして継承に対する感性を養った。この活動を通して、短歌部門の高校生との仲も深まり、抱えていた緊張もほぐれた。

続く二日目は、午前は「詩のボクシング」を観戦し(ぜひ調べていただきたい。あれはまさしく観戦であると思う)、午後は講師の伊藤寛雄氏をお招きして短歌の分科会を行った。事前課題として詠んだ短歌に対する丁寧な歌評を頂き、また、生徒同士でも短歌の批評を行い、創作に対する熱意や探究心を刺激し合う時間となった。その後に行った即詠も大いに盛り上がり、言葉と向き合う楽しさや難しさ、そして詠む喜びを共有することができた。

最終日は分科会の報告を行った後、公開句会である「なまはげマッハ」を行った。壇上に上がった代表生徒たちと講師の堀本裕樹氏の熱い議論だけでなく、会場の高校生の活発な発言によってそれぞれの俳句の解釈が大いに深まり、句会は実に有意義なものになった。

あっという間に閉会式終え、東京に帰ってきた。たった3日間。されど文芸と向き合い続けたかけがえのない3日間であり、この大会で得た経験は私にとって忘れ得ぬものとなった。小北文芸部員たちにとっても、秋田から持ち帰ってきた熱意溢れる作品集と私の土産話が、彼らの将来の作品への刺激になることを確信してこの文章を結ぶ。』