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2026/03/26 造形美術
パネルディスカッション・『美術系の学校を卒業したら、私たち何になれますか』

進路部より進路行事の報告です。
令和8年3月23日(月)、進学教育研究社 様のご主導のもと、造形美術コース向け進路行事として、パネルディスカッション「美術系の学校を卒業したら、私たち何になれますか」を実施しました。
本校では、造形美術コース在籍生徒に対し、卒業後のキャリア形成を見据えた指導に積極的に取り組んでいます。「本校で学んだ技術や知識を将来どのように活かしたいのか」「どのようなキャリアを築いていきたいのか」を考える機会を、年間を通して設けています。

今回の行事には、
日本電子専門学校 様
武蔵野美術大学 様
女子美術大学短期大学部 様
アーティストとしてご活躍されている 清水円加 様
以上の皆様にお越しいただき、美術系進路の先にある多様なキャリアについて、活発な議論と大変興味深いお話を伺いました。
特に印象深かったのは、
「AI社会において、美術系の学びはどのような価値を持つのか」
という現代的なテーマです。
AIには再現し得ない、人間ならではの“新たな価値を創造する独創性やクリエイティビティ”は、今の社会で強く求められる力であり、美術系の学校はまさにその力を育成している――というお話が紹介されました。
こうした力を身につけた卒業生は、ゲーム会社などのいわゆるクリエイティブ系企業にとどまらず、銀行や不動産業など多岐に渡る分野で幅広くご活躍されています。
これは、美術系で培われる価値創造力・発想力・コミュニケーション力が、業種を問わず多様な現場で必要とされているからこそ、就職の幅が広がっているということを示しており、大変示唆に富んだ内容でした。
当日の生徒たちも、こうした広いキャリアの可能性に目を輝かせ、真剣に、そして楽しみながら先生方のお話に耳を傾けていました。
2時間のプログラム終了後には、多くの生徒が積極的に質問を寄せる姿が見られました。自身の作品を先生に見ていただき講評を求める生徒もおり、学びに向かう姿勢がとても印象的でした。

最後に、生徒の感想を紹介します。
AI の発展や時代の変化によって美術の形がどんどん変わってきている中で、これから求められる柔軟な考え方や表現力、発想力についてのお話を聞き、自分の将来や、なりたい姿をより具体的に考えるきっかけになりました。
また、講座の終了後には、1年近く描いてきたデッサンを武蔵野美術大学と女子美術大学の先生方に見ていただきました。講評では、自分の足りない部分や改善すべき点を丁寧に教えていただき、しっかりと向き合うことができました。
今回の経験を通して、美大を目指すうえで自分に何が必要なのかを、これからもっと考えていきたいと思います。
1学年 A・Tさん
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