10月石膏チャレンジ模試＆陶芸体験教室実施報告

　これだけ石膏像を保有している都立高校も珍しいのだから、活用しない手はありません。ということで例年よりも短いスパンで実施いたしました。今回の講習は13名が参加(1年3名、2年6名(普通科1名含む)、3年4名)、全員が以前からの講習に参加している生徒で、前回の悔しさを胸に申し込んだ生徒もいれば、石膏に魅了されて参加している生徒もいます。本人たちの自覚度合は様々ですが、全員着実に前回よりも成長を遂げています。「石膏が描けるようになれば、道端に転がっている小石ですら愛おしくなる」なんてことを言う人もいるくらい、最難関にして絶好のモチーフ、固定化されたメンバーだけではなく新規参加者も多く募りたいと思います。

　また、今回は陶芸の体験教室も実施。充実した設備で伸び伸びと電動轆轤を体験できるのも片倉高校造形美術コースの強みです。今回参加した生徒は電動轆轤初体験でしたが、大健闘、12月には写真の器に釉薬を掛ける工程が待っています。自分で製品を造って使用する行為は、もの造りに対しての理解を深める絶好の機会となることでしょう。