造形美術コース・裏夏期講習の実施報告

　夏休み序盤に実施した美術の夏期講習のスピンオフとして、8月19日〜23日に「裏夏期講習」と銘打って美大実技対策講習を行いました。本編よりはかなり緩い形式で、特に申し込みや出席の管理などは行わず、描きたい時に描きにくるという体制をとりましたが、なんと皆勤の参加者も・・・！さすが生徒の要望で生まれた裏夏期講習、貴重な夏休みの時間を「もっと上手くなるんだ」という目標達成に費やす姿は、心打たれるものがありました。

　最終日は添付写真にある通り教員が30分で筆ペン石膏クロッキーをデモンストレーションし、何を重視して描くべきかをレクチャー、それを受けて行った1時間石膏クロッキー大会で参加者は明確に自分の癖や課題に気がつくことが出来たようです。

　大手美術予備校の夏期講習に参加した上で裏夏期講習に来た生徒、まだ外部に行く勇気が持てない生徒、金銭的な理由から予備校には行けない生徒、立場や事情は様々ですが、片倉高校の美術設備と指導体制が進路実現のために少しでも力になれたらと願い、今後もこの様な機会を増やしていきます。