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2023/11/27 お知らせ

造形美術コース:実技講習実施報告

いつもの講習では美大の入試を想定した課題を実施していますが、今回は趣向を変えて「売れる絵」というテーマで自由に作品づくりを行いました。

画材は学校で余っている物や廃材、校舎外で拾ってきた物、または生徒が自宅から持ち寄った物を使用しました。壁に掛けて飾ることが条件のため、支持体(絵を描く土台となる物)に配慮して制作に取り掛からなければなりません。

自宅からキャンバスを持ってきた参加者もいましたが、ほとんどが一から支持体を造っていました。

狙い通りの支持体を造る大変さを思い知ったことでしょう。

 1・2年生合わせて18名が参加し、朝8時30分に集合、その場でテーマが発表され驚愕するのも束の間、皆散り散りになって材料を掻き集めていました。

あっという間に制作終了時刻の15時30分を迎え、ギリギリまで粘る参加者たち・・・教員1名と卒業生かつ今年度の教育実習生で講評会を実施しました。

残念ながら「この作品なら買う!」という評価を得られたのは18名中2名ほどでしたが、客観的視点で各自の作品やテーマを深く見つめる良い機会になったことは間違いありません。

 終了と同時に第二回の開催も決定しました。

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優秀作品と好評会の様子