ニュース
2022/04/21 造形美術
ガレリア展
本校、ガレリアにおいて生徒の作品が展示されています。創作期間が2~3ヶ月程度かかった作品たちが飾られており、想いが詰まった空間となっていました。
生徒に話を聞いたところ、今回の作品のテーマは「リアルから離れて、既存の形にとらわれず、イメージのままに描く」とのこと。実際の物体を見ずに、頭の中のイメージを思い思いに描いた作品が並んでいました。
特に、よく描けた作品⇩は、原始人(オリジン)が山や水、昆虫、動物たちを描くとしたらどのように描くのかをイメージして描いたようです。その中でも印象に残っているのが、水を表現した黄色の波線。水を想像すると、青や水色などの固定概念に囚われてしまいますが、光で反射した水は黄色く見えるのではと想像を掻き立てられました。
今回、飯塚天満展の作品を見ることで、普段の生活においても自分の固定概念や一方的な見方をしてしまっていることに気づかされました。物事には、目に見えている部分だけでなくその裏にあるものを想像することや新たに自身の中にイメージを作り出すことでより魅力的に感じると思いました。心温まる展示会、今後も発信していきます。↓作品を少しだけ掲示しますので、ご覧ください。