卓球部:男子団体戦東京都ベスト16!!
2024/11/19
11/16(土)にエスフォルタアリーナ八王子にて新人戦男子団体の部が開催されました。
片倉高校は前大会であるインターハイ予選で念願のベスト32に入り今大会のシード権を得ました。しかしベスト16決定戦ではベスト16校である野津田高校に惜しくも2-3で負けを喫しました。
今大会は最低でもベスト32に入りシード権の維持。そしてベスト16を目指すというのがチームの目標です。
1回戦:シードの為なし
2回戦:対松原高校
1回戦の様子では2番に出てくる選手がかなり上手く警戒が必要な様子でした。ダブルスはこちらに分がありそうだったのと上まで行くことを考えてダブルスを温存させる為に、ダブルス以外の2人を1,2番に配置しました。また、2番の警戒が必要な選手は攻めるのは上手いですが、攻められた時に崩れやすい傾向にあったので、2年生のKsを当てに行き、結果として当たることとなりました。
1番2年Yn(10,11,6)◯3-0
2番2年Ks(9,1,8)◯3-0
3番W1年Si&En組(2,6,9)◯3-0
結果3-0で勝利!!
1番Ynは球が安定しませんでしたが、丁寧なプレーを心がけ勝利。Ksも相手の上手な選手相手に2,3球目から積極的に攻撃をしかけ勝利。ダブルスはSiの足が止まりがちだったものの要所を取ってストレートで勝利しました。
次の試合に勝つと今大会の最低目標であるベスト32以上が確定します。
3回戦:対小石川高校(ベスト32決定戦)
1,2回戦の様子から相手は上の番手で来る選手が一人ドライブが安定して上手く、残りの選手は繋ぎが丁寧な印象のチームでした。
今回シード校である片倉高校を相手にする為、相手チームは上手な選手を1番手に持ってくるだろう、そして2回戦でブロックが上手かった選手がラスト5番に来ると読み、ブロックの上手なSIを1番に、安定して攻めるEnを5番に当てに行き、結果として当たることとなりました。
3回戦からは4台同時進行となります。
1番1年Si(4,-6,-10,5)途中終了
2番2年Ks(9,-9,9,9)◯3-1
4番2年Yn(2,-9,7,-5,4)◯3-2
5番1年En(11,7,6)◯3-0
結果3-0で勝利!!
1番Siの相手はやはり上手く甘い球をすぐに決められます。Ynの相手も似た傾向にありました。そこで4セット目から作戦を立て狙ったところ読みが当たり終盤はかなり優勢に試合を進めることが出来ました。Ksは点数的にはギリギリの戦いをしましたが最後は得意のサーブからの展開で取り切る流れで勝利。Enは1セット目こそ相手の球質に合いませんでしたが、2セット目からは落ち着いて繋いでチャンスボールを決め勝利。
チームも3-0で勝ちヒヤヒヤする場面もありましたが今回の最低限のノルマであるベスト32以上を確定させました。
4回戦:対開成高校(ベスト16決定戦)
相手は、前大会ベスト16の開成高校です。開成高校は言わずと知れた学問の雄であると共に運動部も盛んな学校です。卓球部も多分に漏れず、強豪であり片倉高校卓球部にとって今大会の勝負所となる試合です。
3回戦までの様子を見るに、相手の上の番手で来る選手がドライブ等上回転の技術がとても上手く警戒すべき選手でした。またシード校に相応しくどの選手も攻守共に安定しており、どの選手が相手でも結果が読めないものでした。ただ、上回転の技術が上手い選手にはこちらもカウンターの得意なKsを当てに行き、結果当たりました。
1番2年Ks(9,-9,8,-8,3)◯3-2
2番1年Si(11,8,-7)途中終了
4番2年Yn(9,7,9)◯3-0
5番1年En(11,6,-8,11)◯3-1
結果3-0で勝利!!
1番Ksの相手選手はやはり上回転の攻撃がとても上手でした。それに加えて試合をするととてもサーブが上手く苦しめられます。しかしKsのサーブも効いていたので、サーブを出し惜しみせず全て使い点を取り、相手のサーブ時は一本取れれば良いという作戦を取り凌ぎます。ラストセットは相手のサーブ時にもミスを誘うことが出来3-2で勝利。Ynはドライブがコースによく決まり安定して勝利。Enは2セット目の後半から相手がペースを掴みだし3セット目を落とします。しかし、4セット目はサーブも活用してギリギリ逃げ切り勝利。Siは途中打ち切りでしたが、かなり優勢に試合を進めており、全員が勝ち試合をすることが出来ました。
結果チームも3-0でベスト16校に勝ち、ベスト16以上が確定しました。
そして、次はとうとう東京都ベスト8をかけた戦いです。
5回戦:対日大豊山高校
ベスト8決定戦は日大豊山高校です。日大豊山高校の団体メンバーは全員が個人戦でベスト64以上に入っており、ダブルスも複数組ベスト32に入っている文字通り東京都のトップクラス校です。どの選手をとっても片倉高校の選手より格上なので少しでも前半に勢いがつけられるようオーダーを組みました。
1番2年Ks(-2,-2,-10)✕0-3
2番1年En(-9,-5)途中終了
4番2年Yn(-4,-8,-12)✕0-3
5番1年Si(-5,-6,-7)✕0-3
やはりベスト8校である日大豊山高校にはまだ力が及びませんでした。しかし、以前ほど選手達のプレーを見ても見劣りしなくなってきたのは大きな収穫でした。Ks,Ynも最終セットはどちらが取るか分からない展開を繰り広げ、これを最初から出せていればまた違う結果も見えたのかもしれないと感じさせてくれました。
次回の大会でまたベスト16を維持してベスト8決定戦に挑んでいきたいと思います。
〇総評
今回、ノルマであるベスト32をとり、更に上の
東京都ベスト16
(都立高校トップタイ)
に入賞することが出来ました。
そしてベスト8決定戦の大舞台に立ったことは本当に素晴らしいことです。
同時に、ベスト8以上に入賞していくにはまだまだ力が足りないことも実感しました。特にバックからの仕掛けの技術がまだ少なくこれからの練習の課題となりそうです。
これで男子の今年度の高体連主催大会は終了となります。次は春の関東大会予選。それまでにまた力を付け、ベスト16校に恥じない実力を付け更に上を目指して行きたいと思います。
お忙しい中応援に来て戴いた皆様ありがとうございました!!
今大会全試合で相手エースに当たるもベスト8決定戦まで全勝した2年Ks。
調子のムラが心配されたが、今回は片倉高校のエースと言っても過言でない活躍をし、ベスト16入賞の立役者となった。
Ksと共にチームを引っ張った2年Yn。
Ksと同じく調子のムラを心配したが、安定した繋ぎとコースを突いた両ハンドでしっかり勝ち切った。
シングルでも活躍した1年Si&En組。
まだ1年生のペアながら試合において安定した力を発揮。
フットワークに磨きをかけて更に上を目指したい。
片倉高校卓球部ベンチメンバー。
今回出場の機会が無かった控えの選手達も出場選手のサポート、対戦相手のチェック、最後の会場全体の片付け・掃除と大活躍。
部内戦でもレギュラー陣に勝つなど層が厚くなっておりチーム全体が伸びているのが片倉高校の強み。
日大豊山高校との試合はこの日の会場最終試合。惜しくも負けてしまった学校は皆帰り応援席もほとんどが空席。
広く静かな体育館の中で、両チームの選手達の打球音、靴の擦れる音、応援の声だけが響く普段と違った雰囲気。
この舞台に選手達と来れたことは何より嬉しく、また必ずこの舞台に戻ってくることを誓いました。
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