卓球部:新人戦男子団体の部
2023/11/24
11/19(日)に新人戦男子団体の部が開催されました。
片倉高校は今年度関東大会予選、インハイ予選と連続でシード権決定戦にて敗れているのでなんとしてもシード権を獲得したい試合です。
鍵は順調に勝てば当たる桐朋高校との試合。
桐朋高校は多摩地区大会で団体ベスト8に入っており、直近で行われた新人戦でもダブルスで東京都ベスト16に入賞したペアを有する強豪校です。片倉高校としてはこの試合に勝ちシード権の獲得を狙いたいところです。
1回戦:対本郷高校
1番2年O:3-0勝利
2番1年Sb:3-0勝利
3番W2年O&A:3-0勝利
結果:3-0片倉高校の勝利
一回戦ということもありどの選手も最初は動きが硬く無理に体を傾けて打ちにいってしまう展開が目立ちました。しかし最後にはしっかり足を動かし良い動きをすることができていました。
2回戦:対桐朋高校
2台進行でのスタート。
1番:2年Oの相手は多摩地区大会個人ベスト32に入賞している選手。各セット好ラリーを連発しましたが、相手選手の沈むドライブに最後までタイミングが合いませんでした。0-3で負け。
2番:1年Ynの相手は長身の両ハンド使いの選手。相手のサーブを短く止めることができず、相手の攻撃から常にスタートする展開になってしまいました。0-3で負け。
1,2番がストレートで負け、3番の相手ダブルスは新人戦でベスト16に入賞しているペア。かなり重い空気が漂います。
Wの相手は1番でOの相手だった選手と4番に出る異質ラバー使いの選手。
Wに出場する選手2人には、異質ラバーにへの対応と、1番の選手が打ってくる球の特徴を伝え試合に臨みました。
3番:2年O&A。
1セット目、Aのサーブが効きます。相手が苦しみながら返した球をOもしっかり決め1セット目を先取!!1-0
2セット目、相手選手の異質ラバーにタイミングが合わず、サーブミスも4本してしまいセットを落とします。1-1。
3セット目、相手ペアは波に乗って1番の選手の強打もバシバシ決まります。3点しか取れずセットを落とします。1-2
4セット目、相手ペアの異質ラバーを打ちに行く作戦を取ります。Oのサーブから相手選手の返した球を2点連続Aがストレートコースに打ち抜きノータッチ。1番の選手の球もOが粘って取り、相手選手のミスを誘います。11-9で取り2-2のフルセットに。
5セット目、こちらのサーブからの展開をセット間に2人に伝えると、2人は指示通りにプレイし2-0でリード。幸先の良いスタートを切ります。しかし、1番の選手の2球目攻撃も勢いが衰えず、両校の選手達も応援する中、一進一退の展開が続きます。最後、先に9-10で相手にマッチポイントを握られ片倉のサーブ。レシーバーは相手の1番の選手です。A,O2人でよく話し出したサーブからの展開は相手のミスを誘います。そこから連続で粘りのプレイを見せ12-10で逆転勝利!!首の皮1枚で4,5番に繋ぎます。3-2で勝利!!
4番:1年Sb 5番:2年A
同時のスタートとなった後半戦。4番は相手のダブルスに出た異質ラバーの選手。5番はサーブが上手く球威のある選手が相手です。
2年Aはサーブも効き1セット目を先取します。A:1-0。2セット目は大接戦になり15-13でセットを落とします。しかし流れは悪くなかったので5番のSbの展開を見るのを優先し、Aには自分で試合展開を考えるよう伝えました。A:1-1。
1年Sbは苦手とするタイプを相手にしながらよく足を動かし粘りの卓球に徹しますが惜しくも1セット目を取られてしまいます。Sb:0-1
2年Aは3セット目。相手のミスにも助けられセットを取ります。A:2-1。
1年Sbの2セット目。セット間のアドバイスを活かし足を動かし順調に点数を重ねます。セットを取りSb:1-1。
2年Aの4セット目。相手選手の新しく出してきたサーブに苦戦し、自身のプレーも消極的になりセットを取られます。A:2-2
1年Sbは3セット目も苦しい展開が多いながらもセットを取り切ります。Sb:2-1
2年Aの5セット目。大きいラリーでスーパープレイを連発し、サーブも効きます。3-2で勝利!!
0-2の絶体絶命から追い上げ2-2になりました。
1年Sbの4セット目。相手選手がSbの球に慣れレシーブから厳しい球が飛んできます。相手のペースに飲まれセットを落とします。2-2。
泣いても笑っても最後のセット。
相手選手の球は更に勢いを増します。Sbも足を動かし必死にボールに食らいつきます。しかし最後は相手選手の攻撃も決まってしまい2-3で負け。
結果:2-3で負け。
今回の団体戦も過去2回に続き、シード権獲得とはなりませんでした。これで今年度の高体連主催の大会は終了となるため、来年度に念願は持ち越しとなりました。
その後、桐朋高校は32シード、16シードに連続して勝利しベスト8決定戦まで進みました。
ベスト8決定戦まで進出した高校相手に2-2の後1セットまで迫ることができたのは本当に選手達の頑張りがあったからだと思います。
ダブルスも入賞ペアに勝利するなど今後に期待が持てる内容でした。これから男子は4月まで公式戦がありませんが、更に部員一同力を付けて春の大会でシード権を獲得できるよう頑張ります。
追記(受験生へ)
いよいよ期末考査も終わった頃だと思います。
「期末上手くいかなった」「思ったより出来た」などと一喜一憂したい気持ちもあるかもしれません。
しかし、もう過ぎたテストの点数を変えることは出来ません。今、皆さんがやるべきことは「推薦入試対策」と「一般入試対策」です。
特に一般入試は当日点が判定の7割近くを占めます。まだまだ逆転の可能性は十分すぎる程にありますし、逆転されてしまう可能性も十分にあります。
ここからの3か月、とにかく勉強に努めましょう。この頑張りで卓球人生が変わるかもしれません。
そして、合格したら片倉高校で一緒に卓球をしましょう!!
皆さんの合格を楽しみにしています。
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