卓球部:10校合同練習試合
2023/08/30
8月29日に多摩工科高校にて、校合同練習試合を行いました。
多摩工科高校さんのご厚意で毎回大規模な練習会を行うことができますが今回も、多摩工科高校、青井高校、青梅総合高校、田無工科高校、東海大高輪台高校、野津田高校、拝島高校、八王子北高校、八王子実践高校、片倉高校の10校が集まる活気ある会となりました。
全員での準備の後、レベル別にA~Cにグループ分けをし、各グループで申し込み試合形式で試合を行いました。
片倉高校は国公立大会の終了後、8月30日までの1週間第二期夏季休業ということで部活動は休みでしたが、貴重な機会のお誘いを戴き部員に声をかけたところ4名の生徒が参加しました。
冷房付き、24台進行という恵まれた環境の中、ほとんど台を空けることなく選手達は試合を行っていました。
〇考えることの大切さ
片倉高校卓球部では、前回の練習試合から選手達に練習試合での反省や考察を書かせ提出させています。(昔でいう卓球ノート)。
やはり、技術的にまだまだな選手は考察が一言「ミスが多かった」「相手のサーブが返せなかった」「ドライブが打てなかった」などとなってしまいます。
これは、卓球に対する解像度がまだまだ低いことが原因です。
「ドライブが打てなかった」1つ挙げても、
①原因:ストップをされた、ドライブを打つ展開にならなかった、コースを散らされて足が追い付かなかった、腕がそもそも振れなかった
②その場で出来たこと:ロングサーブで攻める、コースを散らされないように横を強めに入れる、一度セット間で素振りをして調整する
③自分に足りない技術:ストップに対する処理、安定した横系ロングサーブ、自身のサーブからの3球目の流れ、ランダムな球に対する動き
④どんな練習が必要か:自分のサーブ→相手フォア前にストップ→相手のクロスへ払う→・・・、自分のロングサーブ→試合で相手が返してくることの多いコースへレシーブしてもらう→3球目ロングで返ってきたらドライブ、ショートで返ってきたらダブルストップorバックへ流す→・・・
のように闇雲に書くのではなく筋道立てて考え自身の弱点・課題を考えていくことで自身の卓球を見つめ改めて意識を持って練習に取り組むことができます。
しかし、これは一朝一夕で身につくものではありませんので、しっかりレポートを書いて送ってきた選手にはこちらも、1人1人に1つ先の段階を示してアドバイスを行いました。
練習による身体からの技術向上に加え、このように頭からの技術向上も図ることで選手達はもっと技術を高めていってくれると考えます。
今回の練習会に参加した高校スタートの2名。4月から始めてもう練習試合で勝つ場面も出てきました。
2人とも熱心に練習に参加し、1名は夏休みの練習・遠征に皆勤で参加しました。また2人ともレポートも考えて書き提出し、今日のような会にも積極的に参加しているのでこれからもどんどん上手くなっていくと思います。
〇中学生の方へ
おかげさまで8月及び9月中旬までの中学生部活動体験は全て満員となりました。
9月中旬以降の部活動体験は高校の新人戦が始まる為未定となります。
日程は未定ですが部活動体験を希望の方は、お気軽に「部活動体験申込みフォーム」
または、片倉高校卓球部(042-635-3621)までお問い合わせください!!
また、10月以降の「合同練習・練習試合の相手も併せて募集中」です。
お問い合わせお待ちしております!!