卓球部:関東大会予選団体戦!!

2023/05/01

4月30日八王子富士森体育館にて関東大会予選団体の部が行われました。

片倉高校卓球部は3年生2人、2年生2人、1年生5人(うち1名審判要員)のメンバーで出場しました。

今大会、片倉高校は4回戦に出場するとインターハイ予選のシード権を獲得することができます。

*以下長いので、結果のみ見たい方は一番下まで飛ばしてください。

 

1回戦:対 共栄学園

オーダー:1番3年生部長、2番3年生副部長、3番W3年生部長&2年生O、4番2年生A、5番2年生O

 

考え

3年生の生徒が朝の練習で乗り切れておらず、もう少し打って調子を上げてほしかったので1,2番に3年生を起用。

 

試合は2台進行でスタート。

1番:サーブがよく決まり、浮いた球もそつなく打つことができた。足が若干動いていなかったが3-0で勝利〇

2番:相手選手は左利き。1セット目を取るも2セット目から相手選手のドライブがよく決まり出す。途中から右ひじの張りを訴えつつも試合を続行したが1-3で負け×

4番:Wの選手が1,2番に片方づつ出ていたので空いた台でスタート。相手選手は裏面が粒高。相手の反転バックサーブに苦しみ1セット目がデュースになるも粘り勝ち。その後のセットは対裏粒シェークのセオリーである「バックに繋いでフォアを攻め」を行い3-0で勝利〇

3番:相手は2番に出た左利きの選手のW。左利きの選手が2番の試合から波に乗っており、1セット目、2セット目を連続で取られ、3セット目もデュースに。ここから片倉高校の2人が集中力を見せ3セット目を奪取!!4セット目も作戦がはまり競らせずに奪取!このような展開の最終セットはお決まりのデュース。取って取られて取られて取ってを繰り返し13-13でついにサーブが決まり14-13。最後は相手選手がミスをし3-2で勝利〇

3-1で初戦を突破!!

ここで、肘の張りを訴えた3年生は引退試合も迫っているので次の試合からは応援に回り、代わりに1年生を出すことに。

Ku部長が1番対決を制して勢いをつける

kt3年生副部長は良い球を打つも肘の張りを訴え...

 

 

2回戦:対 文京高校

オーダー:1番1年生、2番2年生O、3番W3年生部長、2年生O、4番3年生部長、5番2年生A

 

考え

文京高校は秋の大会で団体戦シード権を獲得した学校。今大会もシードで2回戦で片倉高校と当たりました。

朝の練習の様子から文京高校は1人エース格、もう一人が準エース格の2枚看板だということが判明。

おそらく、勢い付けのために、1or2番でエース格、4or5番で準エース格が出てくると予想。

2年生のOならどちらにも相性が良いと考えたため2番に配置。1年生に後半を任せるのは酷なので同時進行ということもあるので1番に起用。

4番に準エースが来ると睨み相性が良さそうな部長を配置。

 

1番:読みが当たり相手のエースと片倉高校の1年生の試合に。ここで1年生が期待はしていたもののそれ以上の活躍を見せ、1セット目が16-16までもつれこむ大接戦。最終的に18-16で取られたものの1年生の頑張りに応援も力が入ります。2セットも再びジュースになり今度はセットを奪取!!素晴らしい活躍を見せてくれます。しかし、相手はシード校のエース。3セット目、4セット目は上手く繋がれ、こちらの打球も安定せず1-3で敗北×

2番:頑張りを見せる1年生の隣で危なげなく3-0で勝利。こういう時に安定して上級生が勝ってくれるとチームにも安心感が出ます。

1番の試合が延びていたので4番が先にスタート。

4番:読みが当たり片倉高校の部長の選手と相手の準エースの試合に。部長の調子は上がりきらないもののサーブが決まり後半はドライブもある程度安定して入り3-0で勝利。

ここで1番の選手が終わり3番、5番の同時スタートに

3番:相手の1番4番のW。繋ぎの球、3球目、ブロックといずれも高いレベルのボールが来ます。1セット目はいいところなく取られます。2セット目、片方の選手を狙い球を集めると共に、部長のサーブが冴えセットを奪取!!

ここで、5番の2年生が3セットを連続で取り3-0で勝利。

2,4,5番が勝ったのでダブルスは打ち切りとなり、

片倉高校が3-1でシード校に勝利

となりました。

Ba2年生Aは5戦目をしっかり決めてくれました

By1年生はエース選手を相手に善戦

 

いよいよ次の試合に勝つと次回のインターハイ予選でのシード権を獲得できます。

 

3回戦:対 明大八王子高校

オーダー:1番1年生、2番2年生A、3番W3年生部長、2年生O、4番3年生部長、5番2年生O

 

考え

以前練習試合で当たった際にエース・準エースの選手に誰も歯が立たなかった相手。エース選手が今大会の個人でもシード持ちの選手です。

恐らくエースが序盤、準エースが後半に来ると予想。

エースの選手は半ば仕方ないとして1年生を当て、準エースに部長or2年生Oを当てそこを勝負にするオーダーを狙いました。

 

1番:予想が当たり相手のエース選手と1年生が当たりました。片倉高校の1年生の選手も良い球を出しますが、全てにおいて高い完成度を誇る相手選手に完封されました。0-3で負け×

2番:相手選手はフォア表、バック粒の異質型。初めて見る戦型に一瞬驚きますが、シェイクバック粒型の亜種と考えフォア狙いを徹底した所3-0で完封勝ち。

3番:相手のエースと準エースのW。エース選手の2球目、3球目の精度が圧倒的でなすすべなく0-3で負け。

4番と5番が同時にスタートします。

5番:片倉の選手の方が技量が高いと踏み、応援は全員4番に集中。実際5番はすぐに3-0でストレート勝ちしてくれました。

2-2で最終戦へ突入!!

読みが当たり、相手の準エース対片倉の部長の対決。

1セット目はタイミングも合わずあっさり取られてしまいます。

2セット目はサーブを散らし、コースを突くことで11-9で奪取!!

3セット目相手のドライブがよく決まり、部長のバックが調子悪いこともありデュースに持ち込むも10-12で取られ1-2で後がない展開に

4セット目は最初片倉の選手がリードしますが、すぐに追い上げられ先にマッチポイントを握られます。しかし、そこから得意のサーブで粘り取って取られてのデュースが続きます。お互いの応援も熱が入り最終的に15-13でセットを奪取!!

いよいよ勝負の最終セットに入ります。

最終セットは、序盤から様々なサーブを使って攻めるも相手のレシーブ・ドライブも冴え先に5点を取られる展開に。そこから連続得点をするも最後はこの日入らなかったバック側を集中的に狙われ2-3で負け×

結果2-3で明大八王子に負けシード権獲得とはなりませんでした。

Mw

 

結果だけを見ると、今大会インターハイ予選のシード権を獲得出来ませんでしたが、夏・秋と比べて片倉の選手はとても伸びており、顧問から見てもシード権を取れるレベルに達してきたと感じられる試合内容でした。

同時に、今回の大会でシード権を取れなかったのも事実であるので、今回得た課題を5月のインターハイ予選に活かして再びシード権獲得を目指したいと思います!!

今回試合に出なかった1年生もきっと先輩の試合を見て「どんなプレイが勝つために必要なのか」というイメージを掴めたことだろうと思います。

当たり前の技術レベルを上げる

それこそ当たり前ですが、練習を積み、1つ1つの技を磨いていくしかありません。

月曜日休んで、またGWも活動に励んでいきたいと思います。

応援ありがとうございました!!

 

 

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