校章

東京都立上水高等学校

卒業生紹介

15期生
稲城市立稲城第六中学校
東北医科薬科大学
医学部医学科

 上水高校は将来やりたいことへの努力と「今」やりたいことへの努力が両立できる学校です。
 上水高校には、夢や希望する進路を否定することはなく、どうしたら実現できるかを一緒に考えてくれる先生方、応援してくれる仲間がいます。私は高校入学時から、大学は医学部に行きたいが、高校ではバスケットも頑張りたいと思っていました。
 私はバスケットボールの特別推薦入試で入学をしました。大好きなバスケットボールを思い切りできる環境はとても嬉しかったです。特に朝から体育館で練習できるのは幸せでした。バスケットボール部では練習の他に、キャプテンという立場で、部活動運営のための仲間との本気の話し合いも経験しました。その中で全力を尽くす心地よさや、真剣に人と向き合えば活路が見出せることを実感できた日々でした。部活動と勉強の両立は大変で、モノレールで寝込んでしまい、他の部活の先輩に駅で起こしていただいたことも大切な思い出です。どの部活動も、また部活動以外に打ち込むことも、とにかく何かに一生懸命で本気になれることがかっこいいという雰囲気の学校だったと思います。
 進路希望表を出す時、先生と進路の話をする時、医学部志望だった私は、諦めなさいと言われないか、いつも不安だったことを今でも鮮明に覚えています。しかし、先生方は一歩一歩の歩みを方向づけてくださいました。勇気を持って自分の希望する進路を貫き、努力し続けたことが夢への一歩に繋がったと思っています。皆さんが思い描く未来に向かって、勇気ある一歩を上水高校で踏み出せることを願っています。

16期生
青梅市立新町中学校卒
上智大学
文学部ドイツ文学科

 上水高校で過ごした3年間は私にとって大きなターニングポイントになりました。
 上水高校は特に英語に力を入れている学校ですが、第二外国語を自ら選択し勉強できる点も魅力に感じます。私は中学生の時にドイツへ行った経験からドイツ語を学びたいと思い、入学しました。私は2年間ドイツ語を選択しました。大学進学のことを考えた際にドイツ語を学び続けていきたいと思いました。入学時にはドイツ語が自分の進路に大きな影響を与えるとは思いませんでした。
 また上水高校には自分の気持ちを理解してくれる先生方が多く、一人一人の生徒に親身に寄り添ってくれます。受験期は毎日不安でしたが、背中を押してくれる先生方のおかげで辛い受験期を乗り越えられました。そして、同じ目標を持った友達と切磋琢磨しながら受験に打ち込めたことは今となっては良い思い出となりました。
 コロナで修学旅行や例年通りの行事開催が出来なかったことは心残りですが、それ以上に友達と一緒に過ごした3年間は非常に充実していました。ぜひ皆さんも上水高校で素敵な友達と充実した毎日を過ごしてください。

16期生
東大和市立第一中学校卒
中央大学
文学部人文社会学科日本史学専攻

 私は上水高校で過ごした三年間で大きく成長することができました。この三年間はたくさんの人に支えられてとてもかけがえのないものとなりました。
 上水高校には何事にも熱心で取り組む人がとても多く、自分が挑戦したいと思うことを存分にやることができる環境があります。合唱祭や上水祭や体育祭など一つの目標に向かってクラスの友達と協力して団結したときには言葉では表せないような達成感があります。
 先生方は勉強、部活動のことはもちろん日頃から親身になって気にかけ相談に乗ってくださり、私たちのことを支えてくれました。
 私は三年間剣道部に所属していました。日頃の稽古は大変なことも多くありましたが、そのこと以上に部の中でお互いに切磋琢磨し合い、共に汗や涙を流した三年間での経験はこれからの人生でとても大切な思い出となりました。
 私は上水高校に入学して本当に良かったと思います。高校生活は中学校の三年間に比べるとあっという間に過ぎ去ってしまいます、ぜひ上水高校で密度の濃い三年間を過ごしてください。