学校からのメッセージ
校長あいさつ
東京都立板橋有徳高等学校のホームペ-ジをご覧いただき、ありがとうございます。
令和6年4月1日に着任しました校長の佐藤幸司です。
本校では、単位制・普通科の特徴を生かした3年間の学びを通して、困難な課題に対して、自ら向き合い、他者と協働して課題解決を図り、自身も周りの人も幸せにすることが出来る生徒の育成を目指しています。
このホームページは、そうした本校の様子の一端を感じ取っていただければ幸いと思い作成されています。是非ご覧いただいたうえで、次は実際にご来校いただき、本校の教育活動の具体的な様子と、それを生き生きと実践している生徒の姿を見てください。
皆さんと直接お会いできる日を、教職員一同心よりお待ちしています。
校名の由来
「徳」の文字には「素直な行い、優れた品性」という意味があります。また、論語の中に『徳のある人は孤独になることはなく、必ず仲間ができる』ということを表す『徳不孤必有隣(徳は孤ならず必ず隣あり)』という文があります。徳のある人を育てたいという本校の願いを「有徳」の文字に込めています。更に、地域に根ざした学校の意味を込めるため、学校所在地の「板橋」を冠し、「東京都立板橋有徳高等学校」としました。
本校の教育目標、目指す学校像、育てたい生徒像は、以下のとおりです。
【教育目標】 規律ある学校生活を通し、「自由と規律」の教育理念を実現するため、以下の目標を掲げる。
- 品位と教養を高める。
- 新しい価値を生みだす自由の精神を養う。
- 国際社会で活躍できる知徳体の能力をバランスよく伸長する。
【目指す学校像】 心身伸びやかに、知を鍛え、徳を育てる学校
【育てたい生徒像】『人格を磨き、知性を育み、地道な努力で夢をつかむ生徒』
本校のスクール・ミッションと三つのスクール・ポリシーを以下に示します。
【スクール・ミッション】(設置者が各学校と連携し、在籍する生徒の状況や期待に加え、各学校の歴史や伝統、社会や地域の実情を踏まえて、各学校に期待されている役割、目指すべき学校像を目指すもの)
「才と徳を磨く」をスローガンとし、生徒の習熟度や到達度に応じた少人数授業を展開し、国際理解教育、部活動、生徒会活動及び学校行事を通して主体性の醸成に努めながら、人格を磨き、知性を育み、地道な努力で夢をつかむ生徒を育成する。
【アドミッション・ポリシー】(入学者の受入れに関する方針)
本校の考え方に共感し、以下のいずれかの項目に該当する生徒の入学を期待する。
- 将来、自分がどの分野で社会に貢献するのか明確な進路目標をもち、高校でその基礎を備えたいと真剣に願っている生徒
- 規律ある生活態度が身に付いており、高校入学後板橋有徳高校生として、更に人格を磨いていく志をもっている生徒
- 学習活動、部活動、学級活動、生徒会活動、ボランティア活動等で得た経験を引き続き生かしたいと考えている生徒
※ 特に推薦選抜においては、1から3の全てに該当し、コミュニケーション能力に富み、リーダーシップを有する生徒が望ましい。
【グラデュエーション・ポリシー】(育成を目指す資質・能力に関する方針)
グローバルに展開する社会の一員として生きていくことができるよう、次のような能力・資質を育成する。
- 秩序やルール、マナーを重んじ、安定した生活環境を構築する。
- 主体的に社会に参加する。
- 変化する社会を見通し、対応する。
- 多様な価値観を踏まえて適切にコミュニケーションを図る。
【カリキュラム・ポリシー】(教育課程の編成及び実施に関する方針)
- 自律した生活力を高めるために、朝書写・朝学習を実施するとともに、授業はノーチャイム制とし、授業 規律及び生活規律を確立する。
- 基礎学力を充実させ、論理的思考力を高めながら主体的に学ぶ力を育成する。そのために、必履修科目を 原則として1年次に設置、歴史総合は1年次に日本史及び世界史探究は2年次に設置する。各教科の学習においては、対話的な学習や発表活動を重視し、あらゆる教育活動で論理的思考力を育成する。
- キャリアを設計する力を高めるために、社会とのかかわり方を考えさせ、自分が学ぶ内容を自ら決めさせるようにする。そのために、総合的な探究の時間や進路関係の行事を充実させ、選択科目を増やすとともに、全教員が進路アドバイザーとして、個々の生徒に応じたきめ細かな指導を実践する。
- 異なる文化を理解し、相互に尊重する力を高めるために、総合的な探究の時間や海外学校間交流を通して自国や他国の伝統・文化への理解を深めるなど、国際理解教育を充実させるとともに、外国語によるコミュニケーション能力の向上を図っていく。具体的には歴史総合は1年次に日本史及び世界史探究は2年次に設置し、書道科目を充実させ単位数も増やすとともに、特に英語科目を充実させ、単位数も確保する。
東京都教育委員会による指定校事業等も活用しています。主なものは次のとおりです。
- 海外学校間交流校(オンライン等による海外の学校との交流、継続)
- 学力向上研究校(校内寺子屋、①定期的な学力調査、②チューターを活用した放課後学習支援、継続)
- スキルアップ推進校(①グローバルスキル講座(実用英語検定講座)、②デジタルスキル講座、 ③職場体験を通した企業人とのコミュニケーションスキル講座、新規)