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東京都立東高等学校

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2025/09/07 部活動・学校生活

【図書館】国立国会図書館に行ってきました。~生徒図書委員会見学班~

【図書館】国立国会図書館に行ってきました。~生徒図書委員会見学班~

夏休み7月24日(木)、生徒図書委員会見学班で、国立国会図書館に見学してきました。

国立国会図書館とは、国会議事堂の隣に位置する日本で一番蔵書冊数の多い国立の図書館です。

その役割は、国会議員の調査研究の補佐、並びに資料の収集・保存が挙げられます。

特に資料の保存は「納本制度」に基づいて、日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存する日本唯一の図書館です。

その蔵書冊数は図書資料約1200万冊(ちなみに東高校図書館は2万8千冊)、雑誌新聞は約2000万点になります。

本来18歳以下は利用不可という利用条件がありますが、見学の場合は18歳未満でも見学可能ということで行ってきました。

平日にも関わらず多くの人が来館され、ていました。その規模に圧倒され、最後は見学ルートのハイライトは新館新聞雑誌室奥の地下8階建ての書庫へ。

そこでは明治期の新聞原紙や、私たちが親しんだマンガ雑誌の創刊号から先週発売された最新号まで保存されています。

その様子は圧巻でした。あっという間の1時間の見学でした。

 

(地下8階書庫の光庭より)

図書委員1

 

≪生徒の感想≫

・国立国会図書館の見学を通して、私たちが普段行くような図書館と違い、蔵書の規模や工夫された本の保存方法に驚かされました。普段は入ることができない書庫も見学させていただき、貴重な資料を見ることができ、とても感動しました。本1冊1冊が知の結晶であるを肌で感じることができました。(1年)

・国立国会図書館に行って、驚いたことは光庭です。これはずっと地下にいる職員のために何階にいても日光が浴びることができるように作られた空間です。光庭がある新館に行った際、日光がなくて暗い雰囲気があったので光庭の必要性を強く感じました。これは行ってみて実感することだと思ったので見学することができてよかったです。(2年)

・昨年度の国際子ども図書館と比べてみて、国立国会図書館は本の量や種類がはるかに多いため厳重に管理されていて、本のために8階相当の地下を作ったり、利用者も本を予約したらすぐ届くなど色々なところがに配慮されていました。利用者も多くて静かであるため、落ち着いて作業に取り組めると思った。18歳になったら利用してみたいと思った。(2年)

・今回の図書館見学について、色々な配慮があったと感じた。地下の書庫の職員は陽の光が届かない環境で働いているので、精神的に参ってしまうことを考慮し陽の光が届くように設計された部屋があるというのは大変よく考えられていると感じた。また本が傷んだりしないよう、虫食いや水分に対する対策がされているのを聞き、こういう対策をしているため、これほど多くの本を所蔵できているんだなと思った。(3年)