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東京都立東高等学校

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歴研プレゼンツ「東の陣」~お前も城攻めをしないか?~

2026/07/10

(4月某日:歴史研究同好会、定例活動日である火曜の放課後のこと)

※正確には、同好会なので部員ではなく会員だが、便宜上「部員」と呼称する

顧問「……というわけで、歴史研究同好会は、何をするかが決まっている部活ではありません。自分たちでやりたいことを企画し、どんどん提案していってください。顧問として何でも出来るよう応援します」
部員「先生! 『本能寺の変』をやりたいです! 文化祭で、グラウンドに本能寺の巨大模型を作って、火をつけてキャンプファイヤーをしたいです!」
顧問「……ダメです。そんな危険な行為はさせられません。周辺住民にも迷惑がかかります」
部員「ひどい!」
部員「何でもって言ったのに!」
顧問「ダメです! 火を使う企画は禁止にします!」
部員「じゃあ、『城攻め』をしたいです! 校内で、合戦をやりたいです!」
顧問「……え? どういうこと?」

かくして、歴史研究同好会による〈東の陣〉、通称“城攻め”企画の幕が上がったのであった。

(7月10日 16:00)
放課後の3年7組教室に、歴史研究同好会、そして部員ではない生徒19人が集結した。
この19人は、歴史研究同好会が行う「東の陣」参加者募集の声に応えて集まった。
12:40に授業が終わったのに、学校に残り続けて参加した猛者たちである。
教室内は静かな熱気に包まれていた。

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部員からルール説明が行われる。攻撃側と守備側に分かれ、攻撃側は2階3年7組教室を、守備側は3階大講義室を陣地とする。
攻撃側は、階段を上がり、廊下を抜けて、守備側の陣地にある旗を奪い戻って来られれば勝利。守備側は守り切れば勝利となる。
もちろん安全のため、本当の城攻めのような高低差を生かした攻撃は禁止されている。
たとえ猛っていようとも、東高生はどんな時でもルールを守らねばならないのだ。

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武器が支給される。相手の腰に付けた紙風船を割ったら、退場させることが出来る。
放送と共に合戦開始!

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2回戦行ったが、本当に手に汗握る熱い戦いが繰り広げられていた。
軍師の指示のもと、作戦通りの待ち伏せをするもの、一人で回り込み死角を突くもの……。
戦いの場で、俯瞰の視点を持つのは難しい。膠着していた場が崩壊した瞬間の焦りが何とも生々しい。
自然と生じる「戦線」が前進したり後退したりするのは、まさに歴史で学んだ通りとしか言いようがない。

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二度の戦いを経て、興奮と熱気に包まれたまま、解散となった。

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これまで校内でなかなか存在感のなかった歴史研究同好会が、こうして学校全体に働きかけるようなイベントを企画できたことが素直に嬉しいですね。
今後も、歴史研究同好会では、歴史を学ぶことにつながるような楽しい企画を考えてまいります。ぜひご参加下さい。

なお、今年の文化祭では、展示だけでなく、歴史を楽しく学べるようなアトラクション企画案が現在進行中です!

9月5日(土)・6日(日)の東高祭では、ぜひ歴史研究同好会のブースにいらして下さい。お待ちしております。