校章

東京都立東高等学校

春季校外学習 ~いざゆかん、リニューアルした江戸東京博物館へ~ (2026.3.31)

2026/04/01

 

(2月某日)

3月31日、4年間の沈黙を経て、東京都江戸東京博物館がリニューアルオープンするという。

生徒「3月31日に開くんですって、えどはくが!」

顧問「へ~……えどはくがねぇ……」

生徒「え、もしかして、先生、江戸東京博物館に行ったことないんですか?」

生徒「そんな! 東京都の社会科の先生なのに行ったことないなんて!」

生徒「信じられない! あんなに楽しいのに!」

顧問「茨城出身の世界史教員にそこまで期待するんじゃない!」

 

……というわけで、生徒の熱烈な希望に基づき、リニューアルオープン初日に、歴史研究同好会による江戸東京博物館見学が決定したのであった。

 

(3月31日 9:30)

2年生4名、1年生1名、顧問1名が、都営大江戸線両国駅に集合した。

天気はあいにくの雨。残念ながら1名が体調不良で欠席。もっとも熱心に同好会活動に勤しむ部員なだけに、大変残念なことである。

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集合場所であった改札前では、リニューアルを伝える広告が煌々と光っていた。

改札から出てきた人たちが、次々とこの広告の写真を撮り、楽しそうにエスカレーターを上がっていく……なんなんだ、いったい江戸博の何がここまで人々を惹きつけるんだ……。

 

9:30に待機列に到着。10:00に入場。チケットを買うのに30分並んでしまったが、この待機列の長さでは仕方がない。

ちなみに、高校生は高校生料金のチケットを買うため列に並ぶ必要があるが、大人は事前にチケットを買っておきスマホにQRコードをダウンロードすればすぐに入場できる。

 

エレベーターで6階まで上がり、チケットをかざして入場した我々の前にいきなり現れたのは、実物大の日本橋であった。

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どういうことだ? ここは屋内ではないのか?

テンションが高まる部員たちでひとまず集合写真。背後にそびえる服部時計店が、江戸かと思いきや突然の文明開化の風を吹き付けてくる。

 

続いて広がる、江戸時代に迷い込んだかのような気分に浸れる展示の数々、実際に体験できる展示の数々に、大盛り上がりの部員たち。

3時間半、足が痛い、お腹が空いたと叫びながらも、歩みを一切早めずじっくり見て回る生徒たちは、まさに歴史研究同好会そのものであった。

すべては紹介しきれないので、ちょっとだけ当日の様子をお届けする。

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江戸城のミニチュアを見てうなる1年生。

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めちゃくちゃ作りこまれた江戸の街並みを見て、「ひとりひとり全員違う!」「馬がいる!」「振売だ!」とテンションをあげる2年生。

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肥桶を持ち上げようとして背丈が足りず、ただただ棒がピン!となっているだけの2年生。

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浮世絵の作り方を示した展示が非常に良かった。これは勉強になる。

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現在の2~3倍はあるリアルサイズの江戸前寿司を見て、とにかくこれを見に来たかった!と力説する2年生。

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江戸の範囲には含まれていなかったせいで江戸川区にまつわる展示がほとんどないことに不満を言う中、現在の東高校のかなり近いところを描いたと思われる名所江戸百景を見て喜ぶ部員たち。

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蔦屋重三郎の功績が手広すぎて驚く2年生。

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とにかく乗りたいと言って駕籠に乗り、満面の笑みの2年生(この後、人力車と巨大三輪車にも乗った)。

 

とまぁこんな感じで、とにかく大盛り上がりであった。顧問としては、来たことがなかったことを反省するばかりである。

書き切れないので割愛するが、江戸ゾーンを抜けたのちの東京ゾーンもめちゃくちゃ面白い。そびえたつ浅草十二階(凌雲閣)を見て、1年生のテンションは爆上がりであった。

 

後日、歴史研究同好会のメンバーにより、江戸東京博物館の魅力を伝えられるような校内展示資料を作る予定である。興味を持った人は、ぜひそちらも見ていただき、江戸東京博物館に足を運んでみてほしい。

そして、何だか楽しそうだと思った東校生は、ぜひ入部していただきたい。我々と共に新たな冒険に出てみようではないか。

 

以上、春季校外学習の様子をお届けした。

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