校章

東京都立日比谷高等学校

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校長あいさつ

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統括校長 萩原 聡 

「学問の本質に触れる楽しさ」と「知の創造」

 本校は、将来、日本のみならず世界で活躍するリーダーたる高い資質をもった生徒に対し、自律的人格を涵養し、豊かな教養を身につけさせ、国家や社会に対する責任と使命を自覚させるとともに、難関国公立大学等への進学希望も実現させることのできる学校として、東京都教育委員会から進学指導重点校に指定されています。
グローバル社会の進展や人工知能の飛躍的な進化など急速に変化する社会にあって、習得した様々な知識・技能を活用し、新たな価値を生み出す創造的・論理的思考力、物事の真理や意味を追究する探究力、情報活用能力等を伸長させることが期待されています。特に、グローバル化に対応するためには、実践的な語学力の習得とともに、日本人としての自覚と誇りを涵養すること、豊かな国際感覚を醸成すること、他者の考えを理解した上で自らの考えを論理的に説明し、説得することのできる能力を身につけることも必要です。
 日比谷高校の教育課程は全科目履修型の教養主義で、そのうえで様々な取組を行っています。文部科学省指定のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の一環としての探究活動では、1年生全員が「理数探究基礎」を履修します。「理数」を冠した科目ではありますが、自然科学だけでなく人文科学、社会科学もテーマにできること、個人研究ではあるものの、教員を含む小グループ内での意見交換ができることなどが、協働を重視する本校らしい取組です。また、東京都教育委員会からGlobal Education Network20(GE-NET20)や海外学校間交流推進校の指定も受けており、世界に視野を広げる様々なプログラムも実施しています。本校は、生徒自身が、授業、学校行事、部活動、生徒会・委員会活動など学校生活全般を通して、新たな知や価値を創造する上で土台となる確かな学力と教養を身につけ、様々な取組に対しチームで協働作業を行う中で人間性を育み、卒業後も将来にわたり飛躍を求めて学び続け、人類の平和や社会の発展に貢献できるグローバルリーダーの育成を目指しています。
 日比谷高校は、高い志をもった生徒たちが集い、切磋琢磨しながら互いに高め合う学校生活を送っています。自らの能力を日比谷高校でより一層伸長させようという高い意欲をもつ皆さんを待っています。