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2025/03/27 お知らせ
2年小池さんがアメリカ研修へ AIG高校生外交官プログラム活動報告
【AIG高校生外交官プログラム 2024】活動報告 都立第五商業2年 小池花
私は今夏、AIG損害保険株式会社主催の「AIG高校生外交官プログラム」に全国約800名から選抜され、20名のうちの1人として渡米をしてきました。このプログラムは日米の高校生が米国ワシントンD.C.を拠点に高校生外交官として様々な交流を通じて将来の国際的リーダーを育成することを目的としています。
私は第五商業で商業について学んでいるので、アメリカの国政と商業の中心地を実際に訪れたいと思い参加してきました。
米国の首都であるワシントンD.C.では、政治の要所や、アメリカの歴史や文化を感じられる施設を訪問しました。IMF(国際通貨基金)では、私は訪問者代表として英語でスピーチをする機会をいただき、将来、国税の国際課税の分野で働くという夢を現実にしたいと強く思いました。
←IMFでのスピーチ
また、活動のうちの10日間は名門ヴァージニア大学に滞在し、米国側の学生と交流し、学生寮ではアメリカ人のルームメイトと常に共に過ごしました。
この活動では、高校生外交官として「自国を代表する」「相手国を学ぶ」「真の友情を築く」ことが達成する使命として掲げられています。
活動の大半を日米の学生同士で様々な分野(平和、教育、地域特性、社会問題、ポップカルチャーなど)について話し合いをしてきました。米国の視点で捉えた物事は新鮮に見え、物事をいろんな角度から捉える大切さを学びました。
*上から、私は弓道部所属のため弓道を紹介、ルームメイトのSunnyとの2ショット、アメリカで過ごす最後の夜
これらを経て、私は気付いたことが2つあります。
まず一つは、人間交流において言語はただのツールにすぎないという事です。「人種のるつぼ」と呼ばれるアメリカで過ごしたことで、相手の事を理解しようという意思表示や態度の方が何よりも大切だと身をもって感じました。この気づきは英語にとどまらず、コミュニケーションに前向きに向き合うことが出来る考え方としても応用できると思います。
二つ目は、「何事にも主体的に挑戦することが大切」ということです。このプログラムに参加したメンバーはそれぞれ異なる背景を持ちながら、全員が各々高い志を持って自立しているように見えました。そのような仲間に囲まれて過ごした日々は二週間と言う短い期間では得られないほど濃く、仲間から多くの事を学びました。
船が帆を張り大海原を進むように、周囲にも良い風(=成長する機会)を吹かせてくれた仲間を見習い、今後は、周りのアクションを待つのではなく、自分から挑戦し己自身が大きな風を生み出す人になりたいです。
そして、今取り組むべき事により真摯に向き合い、高校生活をより充実させ、将来の道へと繋げていきたいと思います。