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2022/02/24 お知らせ
令和3年度東京プランニング・ラボ 最優秀賞
東京プランニング・ラボとは、実際の企業から直接学びながら、ビジネスプラン作成を実践的に学習することを目的に開催されている東京都の取り組みです。
今年度は、オンワード樫山ホールディングスが講師となり、「高校生世代のオリジナルブランドを提案する」ことをテーマに、新ブランド提案に向けた、コンセプト、商品企画、宣伝等を盛り込み、高校生ならではの視点で商品化する取り組みでした。
本校からは、1年生4名が参加して、7月10日から4回の講義を受けながら、様々なアドバイスをいただき、ビジネスプランを作成しました。
他の参加校がすべて2年生のなかで、本校は1年生ということもあり、ビジネスの仕組みなど、学ぶことばかりでした。
中間発表会では、模造紙を使ってビジネスプランの概略を説明しました。そこで、オンワード樫山の社員の方からアドバイスいただき、アンケート調査を本校生徒だけでなく、北海道札幌国際情報高校にも依頼して、東京都と北海道の高校生の意識調査を実施しました。
その中で、1年生ならではの悩みやニーズを発見しながら、「自分らしい服=セイフク」という発想で制服のサブスクというビジネスプランを提案することができました。
ビジネスプランを作成するために、夏休みも定期的に集まり、冬休みはオンラインで活動してきました。
そして1月15日、オンワード樫山本社で最終プレゼン大会に臨みました。発表当日は、オンワード樫山ホールディングス本社で行われ、緊張の中、発表することができました。
オンワード樫山ホールディングスからは、「アンケート調査した内容から高校生のニーズをとらえ、それをブランドに落とし込みながら収支計画や広告戦略など、ビジネスプランに必要なものを丁寧に盛り込まれており、完成度が高い。発表も原稿をもたずに堂々と発表しておりわかりやすかった。」と評価していただきました。
今後は、この経験を活かしながら、アパレルブランドに限らず、商業高校で学んだことを実際のビジネスで試すような経験ができればと考えます。