芸術鑑賞教室を実施しました

1月30日（月）芸術鑑賞教室を実施しました。

上映作品『20歳のソウル』

千葉県船橋市立船橋高校に受け継がれる応援曲「市船soul」。その名曲の作曲者の人生を描いた作品を鑑賞してきました。

～生徒感想①～

　主人公の大義が、癌が転移していても最後まで生きることをあきらめず、立ち向かっていく姿が印象的で、特に明日なんて来るか分からない、というセリフには核心をつかれたように感じました。あたりまえのようにくる明日も、病魔とたたかっている人たちにとっては、いつ今が最後になるか分からない、そんな中で日々生きていくのには強い精神がいるはずです。私も癌で近しい人を亡くしました。もっとちゃんと話し合えば良かった、もっと孝行すればよかった、後悔の連続でした。もっと今を大切に生きるべきなのだと思いました。今しかできない高校生の時間、私がしたいことは何なのか、自分を見つめる必要があるなと思いました。後々悔いが残らないよう、やりたいと思ったことを行動に移していけるようにしたいと思います。

～生徒感想②～

　この映画は見た人に「1日を大切にして生きよう」と思わせてくれる映画だなと感じました。主人公が最後の方で、「俺は生きたい」というセリフを何度も言っていて、今は小さなことでも嫌な気分になってしまうことが多いけど、まずは今日を生きられていることに感謝しようと思いました。

　主人公が作ったジャスミン？という曲はきれいでメッセージも込められていて聴いただけで感動できました。映画の登場人物が音楽で1つになって想いを表現しているのはとても素敵だなと感じたし、改めて音楽のもつ力は大きいということが分かりました。死は誰にでも来るので、最後が明るく終わっていたのが印象的でした。これからも生きていることに感謝して精一杯生きていこうと思います。