進路指導・キャリア教育

進路実現に向けての取り組み

1:3年間を見通したキャリア教育を行います。

「キャリアデザイン1~3」では、次のようなねらいで様々な取り組みをします。

  • 他者と関わりつつ、自らの特性を正しく理解し、それを向上させる契機とする。
  • 社会や職業について視野を広げ、自分を活かせる生き方に向けた基礎を築く。
  • よりよく生きるための健全な価値観を育て、社会貢献できる進路の実現を目指す。

この実現のために、時には外部団体と連携した体験的プログラムを行ったり、プロの職業人を呼んで職業について考えたり、適性検査や基礎学力テストを実施したりします。
また、コミュニケーション能力を高める取り組みであるドラマケーションプログラムや社会に出るために不可欠な金銭基礎教育などもあります。グループディスカッションも自分を育てる大切な機会となります。

2:生徒の適性を重視した指導に努めます。

進路希望調査等をもとに担任と連携して面談を行い、一人一人の希望と適性を把握します。
進路指導室には昼休み、放課後に進路指導部の教員やユースソーシャルワーカーが待機し、進路相談を通して、大学・短大、専門学校への進学、公務員、就職など、それぞれの希望にそった専門的指導を行います。また、分野ごとの資料は常時閲覧可能です。

これまでにも個別の面接指導を充実させて大きな成果を上げてきましたが、それに加えて、生徒の進路希望調査の回答内容や進路に関して与えられた指導の履歴を全教員が共有できるように、本校の独自開発による「進路カルテ」システムの運用か始まっています。これにより、教員からの指導内容や生徒自身の考え方の経過状況を踏まえた、より細やかな進路指導が可能となりました。

3:実りある進路ガイダンスや説明会を開催します。

進路指導部の教員が最新情報をもとに進路別・分野別の説明会を実施するほか、大学・短大、専門学校等から入試担当者を招いたり、ハローワーク職員やNPO職員、企業の人事担当者などの協力を得て、具体的で有益な情報を豊富に提供します。進路希望が未決定の生徒に対してはガイダンスや面談を繰り返し行い、進路実現に向けた強力な支援をしています。

保護者様向けにも、3学年進路保護者会や奨学金説明会等の開催を通して、必要な情報提供に努めています。

4:最新の進路情報を提供していきます。

進路指導室では、常に最新の進路情報が提供できるよう資料を整理しています。昼休みや放課後には自由に資料の閲覧ができるほか、進路相談を通して必要で有益な情報を得ることができます。生徒ばかりでなく、保護者の利用にも可能な限り対応しています。

5:インターンシップを実施しています。

職業観・勤労観の育成は進学や就職の希望にかかわらず重要です。本校ではインターンシップを実施し、働くことについて体験から学ぶ機会を希望者に提供しています。
(事業所例:保育園、幼稚園、病院、美容室、介護施設、専門学校事務、販売等)

※インターンシップの実施に伴い、いつも事業所の皆様には快くご協力を賜りまして、心よりの感謝を申し上げます。