校章

東京都立足立東高等学校

制服・校章・校歌・校則

制服

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校章

本校の所在地である、足立区大谷田の地は、江戸時代は豊かな古利根川の水を利用したひろびろとした水田地帯であり、江戸市民の食料供給源の一つであった。また、稲わらを利用した正月に飾る大根締めが、近年まで農家の副業として生産されていたことも有名である。

稲は日本人の主食であり、また、「実るほど 頭の垂るる 稲穂かな」とうたわれているように、日本人の心の故郷でもある。そのせいか、家紋にも稲をデザインしたものは多い。

そこで、元東京都教育委員会主任指導主事 故北条聡画伯に依頼して、家紋の中から、頭の垂れた稲穂をあしらったものを一つ選び、東と高の文字をデフォルメした意匠を重ねてデザインをして戴いたものである。下方の丸い赤色が東から昇る太陽、そのまわりの六角形が「東」の文字を表している。

校章の五枚の葉は教育目標の五項目を表わし、下部の三つの束ねは三つの学年が力を協せて本校の発展に努力することを意味する。バックのブルーの色は古利根川(現在の中川)の水を象徴し、稲の黄金色は実った稲の黄色を示したものである。

校歌

●作詞 山本 和夫 ●作曲 平井 康三郎

1
古利根干潟に 文化の咲きし
太古を偲しのび 武蔵野の日の出仰げば
憬あこがれは 日に新しく 明日の世界に拡がりて
不退転 その意志毅つよく 知性を高める心は豊か
われらは 足立東高校生
2
遥かに富士ノ峯 彼方に筑波
両座の空に 鮮やかに虹の立つ見ゆ
手をつなぎ 日に新しく 睦むわれらのその証し
思いやる 心は渥く 相寄る心は対話に融と>ける
われらは 足立東高校生
3
青空爽か たわわに稔る
稲穂のごとく 稔りゆく不壊の哲理は
奏鳴し 日に新しく 未知の天地に羽博かん
自主自律 その気も崇く 無限を凝視める大視野に立つ
われらは 足立東高校生