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東京都立足立東高等学校

ニュース

2022/11/21 お知らせ

一人1台端末を活用した授業を実施しています

1学年に導入されている一人1台端末を活用した授業をご紹介いたします。

今日は、科学と人間生活(理科)の授業で端末を活用していました。

 

前回の授業でプラスチックの性質を確認する実験を実施しており、今回の授業では実験結果からプラスチックの種類の類推をしていました。

授業の冒頭で前回の流れを振り返ったうえで、今回の流れを確認していました。

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実験結果に基づいて班ごとにプラスチックの種類を類推しました。

実験では班の中で役割分担をしていたため、この類推の時間でお互いに見たこと・感じたことを共有し、情報の整理ができていたようです。

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その後は類推結果を班ごとに発表していました。

他の班の発表を聞くことで、「そのチェックポイント、忘れていた!」「そんなに激しく燃えたっけ?」など、見過ごしていた点に生徒たちは自ら気が付くことができました。

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最後に、実験レポートを電子データにまとめて提出していました。

電子データは、紙の実験プリントに記入した内容を基に作成されていました。

実験プリントは実験への取り組み結果として評価し、電子データは細かく評価ポイントを分けることができるため、生徒に詳細なフィードバックをすることができ、学習調整に繋がります。

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生徒の学習到達度をみながら様々なアプローチで授業を組み立てています。

今回の授業は生徒に多くの気づきを与えられたようで、皆とても良い感想が書けていました。いくつかご紹介いたします。

「実験のときに役割分担をして、スムーズに進めることができた。手先が器用な人、細かいところまで観察できる人、文章を書くのが上手い人など、みんな自分が得意なことをやってくれて協力することの大事さがわかった」

「話し合いの時間にいろいろな考え方が出て、考える過程が違っても同じ結論になることがあると分かった」

「中学校までは他の人に任せっきりだった実験を自分でやって、実験の楽しさを知りました。今回5種類のプラスチックの見分け方をマスターできたので、今度身の周りのプラスチックを削って実験してみたいと思いました」

 

なお、本校では11月4日(金)~25日(金)を相互授業参観期間に設定し、教員が相互に授業を参観して授業改善を図る取り組みを実施しています。

特に、東京都教育庁のプロジェクトである「学びの基盤」プロジェクトに基づいた研究授業を11名の教員が実施し、東京教師道場の研究授業を2名が実施しました。