2021/07/16 その他

今日の１学年（特別時間割５日目）

今日の１学年は、学年集会と全員面接を行いました。

 

学年集会は司会の生徒の合図で進行し、各クラスのホームルーム委員が１学期の振り返りと２学期の抱負を発表しました。その後、５名の担任が成績や進路、生活、健康に関する話をしました。発表や話の後には、生徒から自然に拍手が起こりました。

 

学年集会に先立ち、１組では生徒が４月に立てた１学期の目標の達成度を自己判定していました。その結果はForms（アプリ）で集約され、２学期以降に生かされる予定です。以下、選択式回答のいくつかを抜粋して紹介します。

生活面の目標の達成度合いが低いですが、記述式回答を確認すると、多くの生徒が同じ改善点を挙げており、良い面も悪い面もクラス全体が同じ方向を向いていることが分かりました。

 

また、全員面接は臨床心理士などの資格を持つカウンセラーが担当し、１学年の生徒を対象に毎年度行っているものです。全員面接の目的は以下の通りです。

①入学後の生徒の環境や心情の変化を把握し、教員とスクールカウンセラー（SC）やユースソーシャルワーカー（YSW）が連携して生徒の実態に即した支援を行うため。

②生徒一人一人の意識を捉え、生徒理解を深めるため。

③生命に係わる事件・事故の予防に生かすため。

なお、全員面接の実施にあたっては、パーテーションとアクリル板を設置することで、プライバシーと感染予防に配慮しました。

 

以下、生徒の感想です。

「親や先生のように、いつも近くにいる大人には相談しづらいことも相談できた」

「カウンセラーの方が聞き出し上手なので、話す予定ではなかったことまで話してしまったが、すっきりした。人に聞いてもらうのも悪くないと思った」

「定期的にカウンセラーの先生に話して、もやもやを解消したい」

 

悩みを持つ生徒にとっては、その解消法のひとつとしてカウンセラーに相談するという手段が認知されたようです。