【バレーボール部男子 総体予選】
2024/06/10
【バレーボール部男子 総体予選】
足立東 0(17-25、13-25)2 杉並
令和6年6月9日(日)、都立小石川中等教育学校に於いて男子バレーボール部が総体予選に参戦しました。3年2名、2年2名、登録が間に合った1年9名の計13名で出場しました。昨年冬から部員を欠き、大会出場ができず部員4名で女バレと共に地道に練習を続けてきました。4月、勧誘活動が功を奏し、新入生がなんと12名も入部し、部が一気に活気づきました。入学したての新1年生より3名が、スタメンで起用されました。ご指導いただいている外部指導員のコーチが、メンバーが活きる采配をと、3週間前に初心者の元バスケ部の1年生をセッターに抜擢し、3年生の元セッターをオポジット(セッター対角)に据え、より攻撃的なチーム創りが急ピッチで進められました。2度の練習試合を経て、手応えを感じつつ、いよいよ大会本番を迎えました。1セット目序盤、経験の浅いセッター(1年)がトスを上げやすいようにと、上級生が、この冬技能を高めてきたレセプションやディグの安定した守りでチームに貢献します。アウトサイドヒッター(1年)が、それに応えようと必死に攻撃、リベロ(1年)も、ボールを絶対に落とすまいと懸命に拾い上げ、ミドルブロッカー(1年)も、相手の攻撃を封じようと、習いたてのブロックでワンタッチを取ります。この日は、2年生も俺が点を決めてやるという気迫が感じられ、これまで以上に存在感がありました。序盤は、足立東のリードで展開し、滑り出しは好調!ポジション転向したばかりのセッター(1年)のトスワークのセンスも光り、点を取って取られてのシーソ―ゲームが中盤まで続きます。しかしその後は、相手の高さのある攻撃や威力のあるジャンプサーブに苦しめられ、徐々に点が離され、集中力を欠いて自分たちのミスが先行し、相手ペースで試合が展開していきました。新チームの合言葉は、「どんな場面でも下を向かない!」3年生が堅実なプレーや大きな声でチームを鼓舞し続け応戦しますが、相手チームは攻守共に一枚上手、セットカウント2対0で残念ながら白星とはいかず、1回戦敗退となりました。これまで明るく優しく太陽の様にチームを率いてくれた3年生が引退となりました。最期のミーテイングでは、キャプテン・副キャプテンの3年2名から、後輩に向けて温かい言葉が送られ、涙を流す場面もありました。本日迄、支えて下さった保護者様・OB・OGの皆さま、応援して下さった皆様、誠にありがとうございました。先輩の意志を引き継ぎ、下級生たちの目は、次の夏の大会に向かっています。バレー部男子は、勝利から暫く遠ざかっています。「元気・やる気・本気」のバレーで、公式戦1勝を目指します。
【3年男子キャプテンのコメント】
キャプテンとして3年間この学校で頑張れて良かったです 。こんなキャプテンでもついてきてくれたので嬉しかったです。1・2年生はこれから鍛えていっぱい勝ってください。
【3年男子副キャプテン】
3年間ありがとうございました。バレー部に入った時の私は、ルールも知らない初心者でした。これまで部内では色々なトラブルもありましたが、3年になって、新しい1年生がたくさん入ってくれたことで、3年生の責任や役割というのを改めて実感しました。キャプテンと一緒に、スタメンや練習メニューなどいろいろ考えました。全てが初めてでとても新鮮でしたが、とても楽しかったです。初めて部活動に対して積極的な姿勢になれました。ここまで頑張れたのは3年間単に続けたからだけでなく、3年間続けられるようにサポートしてくれた顧問の先生方や1・2年生の優しく元気でとてもかわいい後輩たちのおかげです。最後に、1年生のみなさん、初心者はプレーについて先生や先輩やコーチに質問しに行ってください。自分がどこを修正したら上手くなるかを一緒に考えてくれると思います。そして経験者も、初心者を置いていかず、一緒に教えあって欲しいです。友達からの助言はとても助かるので見捨てないでください。試合でいい報告が来るのを楽しみにしています!ありがとうございました。