校章

東京都立豊島高等学校 定時制

学校からのメッセージ

学校からのメッセージの写真

校長挨拶

東京都立豊島高等学校長 原田 能成の写真
東京都立豊島高等学校長 原田 能成

 東京都立豊島高等学校定時制課程は、昭和17(1942)年に東京府立清明女学院として開校し、2回の改称を経て、今年度81年を迎えます。そんな本校の校訓は「至誠」です。至誠とは、この上なく誠実なこと、まごころを表します。生徒に「思いやりの心」や「おもてなしの心」を大切にしてほしいとの思いを込めて初代校長が「至誠」を校訓としました。この思いは現在も受け継がれており、時代は変わっても、今後も変わることはありません。まさに、伝統的な教育理念を踏まえ、時代の変化に応じた新しい教育の手法を取り入れていく学校です。

 さて、みなさんが生き抜く現在は、少子高齢化やAIの進歩がなお一層進み、今まであった職業がなくなり、今までなかった新しい職業が日々生まれています。このような中、本校には多様な、経験や夢をもつ生徒が在籍し、自らの夢の実現に向け、毎日学んでいます。そんな生徒やこれから本校に入学してくる生徒のために、本校は、基礎的・基本的な知識や技能だけでなく、思考力、判断力、表現力の向上を図っています。また、社会的自立に必要なソーシャルスキルの習得やコミュニケーション能力の伸長を重視し、生徒自身の主体性を高める学校・学年行事を工夫します。さらに、職業能力開発センターなど上位学校との連携によるキャリア教育を進めていきます。これらの取組を通して、みなさんが希望する進路実現に向け教育を充実していきます。

 武蔵野台地の閑静な住宅や大学が近隣に点在する教育環境の中、私たち教職員一同も「至誠」を旨として教育活動に邁進します。

 最後になりますが、本校に関心を持ってくださった皆さんには、ぜひ一度本校に足を運んでいただきたいと思います。本校の雰囲気や魅力を直接感じていただければ幸いです。

 皆さんの入学を心からお待ちしております。