2022/02/14

第21回日本情報オリンピックに本校の生徒が本選進出決定しました。（情報科2部　鈴木君）

日本情報オリンピックとは高等学校２年生までの競技プログラマー日本一を決める大会です。参加者のうち上位４名程度、毎年国際情報オリンピックに参加しています。
この度本校情報科2部の生徒である鈴木君が日本情報オリンピックの本選進出が決定しました。
本選に進出する生徒は現在一年生です。新宿山吹高校に入学するまでは本格的なプログラミングは未経験でした。
本校情報科に入学後、日々の学習に真摯に取り組み着実に力を付けました。その結果、問題はやや高度でしたが無事力を発揮し、
本選出場を決めることができました。本選は２月１２日、１３日の二日間オンラインで開催されました。皆様のあたたかいご声援ありがとうございました。

～生徒へのインタビュー～

Ｑ：高校入学前からプログラムを独学で学んでいましたか？
Ａ：高校で学習するようなテキストを入力するものはやっていませんでした。ただ、プログラミングっぽいものとして、小学校に入学する前から、何かを創作するゲームをよくやっていました。このように、コンピュータで創作する活動はやっていました。

Ｑ：見通しをもって制作するような体験を入学前からしていたのですね。
Ａ：そうです。制作する過程でトライアンドエラーを繰り返す活動をずっとやってきました。

Ｑ：普段のプログラムの学習はどのようにやっていますか？
Ａ：基本的に授業を受ける以外の学習はしていません（笑）定期考査対策も授業プリントを見直す程度です。

Ｑ：情報オリンピックに向けて、何か対策はしましたか？
Ａ：まず自宅のＰＣでプログラムが構築できるようにしました。また、授業ではまだ扱っていない内容が出題されるので、先取りで授業資料をもらい、独自で学習をしました。さらに、先生が作ってくださった、情報オリンピックの問題解説動画を繰り返し視聴しました。

Ｑ：すごいですね。普段は授業だけの学習しかせず、情報オリンピック対策も授業資料の確認と、問題解説の動画の視聴のみだったのですね。
Ａ：そうです。学校からの教材・資料がとてもよくできているので、自分で理解できるように確認するだけで、ここまでたどり着けました。

Q：インタビューとして聞きたいことは以上ですが、何かこの場で言いたいことはありますか？
A：はい。まず新宿山吹高校は普通科と情報科の２つがあり、私は情報科に入学をしました。この選択は間違いではなったということを伝えたいです。情報科は卒業要件に情報の単位取得が含まれているなど、普通科と同じようにはいきません。しかし、情報科の授業はとても楽しいので、自分にとってはよかったと感じています。あと、これだけは絶対に伝えたいことがあります。それは、先生方がとても親身になって指導に当たってくれることです。そのことに私はとても感謝しております。本当にいつもありがとうございます。