校章

東京都立新宿山吹高等学校

Q&A

山吹Q&A

新宿山吹高校とはどんな高校ですか?
都立で初めての単位制の高等学校として平成3年4月に開校しました。
本校には、高校卒業を目的とする定時制課程と通信制課程が設置されています。
新宿山吹高校の特色
  • 単位制・無学年制を採用しています。
  • 定時制課程(朝から夜までの四部制)と通信制課程を併設しています。定時制課程には、普通科及び情報科を設置し、通信制課程には、普通科を設置しています。
  • 一定のルールの下で自主的に科目を選択し、自己のペースに合わせて学習することができます。
  • 生徒の学習相談や卒業後の進路、心の悩みなどの相談に応じるため、生徒相談室では専任の相談員によるカウンセリングを実施しています。
  • 社会に開かれた学校として、地域の社会教育団体やスポーツ団体等に学校施設の開放を行っています。
単位制・無学年制にはどういう特色があるのですか?
学年制においては、履修又は修得できない科目があると、場合によっては原級留置(留年)となり、 再びその学年をやり直さなければなりません。
しかし単位制である本校では原級留置がありません。
一度修得した科目の単位は認められた科目は、再び履修する必要がありません。
また、以前に在籍していた高校等で修得した単位や、 高等学校卒業程度認定試験の合格科目も一定の基準で修得単位として認め累積加算をしています。
生徒一人ひとりが主体的に時間割をつくって勉強することができる学校です。
「単位」とは何ですか?
ある科目を、1週間に1校時間、年間(35週)を通して学習すれば1単位となります。
したがって、1週間に2校時間学習すれば2単位、1週間に4校時間学習すれば4単位となります。
(通信制課程については、詳しくは次の質問を参照してください。)
無学年制の高校は新宿山吹高校以外にもありますか?
単位制の高校は、全国で300校を数えるようになりました。
単位制と同時に無学年制を採用している学校は少なく、都立高校では新宿山吹高校のみです。
なぜ、新宿山吹高校は定時制課程を取っているのですか?
新しいタイプの高校として、単位制、無学年制を導入した定通独立校として発足したからです。
結果として定時制課程の良いところを取り入れることになりました。
たとえば、授業料が安く、教科書や夜間給食、修学旅行の補助制度などがあります。
また、高等学校卒業程度認定試験合格科目の単位互換ができることや、クラスの人数が少ないこともあります。
卒業証明書には定時制課程・通信制課程と入るのですか?
入りません。
卒業後、履歴書には「定時制課程」「通信制課程」と入れなければならないのですか?
履歴書には普通、高校卒について課程まで記入しません。
「東京都立新宿山吹高等学校卒業」で支障はありません。
「通信制課程」とはどういうものですか?
通信制課程は自学自習が基本であり、本校では通学する日は原則として土曜日です。
単位を修得するためには、自宅や図書館等で教科書や学習書等を参考にし、スクーリングも利用してレポートを作成し、決められた期限までに提出します。
スクーリングは、各科目についての説明や質疑応答を行います。
全てのレポートに合格し、定められた回数以上のスクーリングに出席し、試験に合格すると単位が修得できます。
「3年間で卒業できる」と聞きましたが本当ですか?
高等学校の教育課程を修了するためには、3年以上の在学期間と74単位以上の修得及び特別活動において一定の成果が認められることが必要です。
定時制課程の生徒は、1年間に自分の所属する部で20単位まで履修することができます。
その他に自分の所属部以外の部や通信制課程から10単位まで履修することができます。
この本校独自の併修制度によって1年間に最大30単位まで履修することができますので、定時制課程は3年間で卒業することが可能です。通信制課程の生徒は、1年間に同課程内で30単位まで履修することができますが、場合によりその内10単位までを定時制課程で履修することができます。
新宿山吹高校を受験するにあたっての条件はありますか?
本校は都立の高等学校ですので、中学校卒業又は卒業見込みで、さらに次のいずれかの条件が必要です。
  • 都内に居住又は勤務しており、在学中も引き続き都内に居住するか又は勤務する人
  • 入学日までに都内に住所又は勤務先を有する見込みが確実な人で、在学中も引き続き都内に居住するか又は勤務する人

生涯学習 Q&A

新宿山吹高校の生涯学習講座って何ですか?
高校の教科・科目の一部領域を1年間にわたり深く学習するものです。
新宿山吹高校の生徒が一緒に学習する場合もあります。
どんな講座があるんですか?
運動系や芸術系など、全部で15講座を設置しています。
令和元年度用「講座内容」でご確認ください。
だれでも応募できますか?
都内にお住まいの方やお勤めの方、または都内の学校に通われている方が対象です(他にも条件があります)。
応募はどうすればいいのですか?
令和2年度用『受講案内』に綴じ込んである専用ハガキで申し込んでください。
専用ハガキ以外での申し込みはできません。
『受講案内』は、どこでもらえますか?
本校窓口や都庁の他に、各区市役所などにも配布を依頼する予定です。
郵送による『受講案内』の配布はしておりません。
応募受付はいつからですか? 先着順ですか?
令和2年度の『受講案内』の配布と応募受付は、令和2年1月から行います(詳しい募集日程は後日発表します)。
応募受付は先着順ではありません。
全員受講できますか?
各講座の定員を超えた場合は、抽選を行います。
費用はいくらかかりますか?
東京都の規定による都立高校の聴講料(令和1年度は3,480円)が必要です。その他、講座によって教科書代・保険料・材料費などがかかります。