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2024/04/17 学校生活
ピントン高級中学の学生が来校しました
令和6年4月15日、姉妹校を結んだ台湾のピントン高級中学の学生が来校しました。
33名の学生と3名の教職員の方々をお迎えし、本校からも立候補した33名の生徒がバディを組んで案内役となりました。
10時30分頃、大型バスで到着した一行を1階の自習室で迎えてウェルカムセレモニーを開きました。
各校の校長先生の挨拶に始まり、ペナント交換や台湾の学生による演技がありました。
その後はバディを発表し、その場でアイスブレイクを行うと、午前中は各バディの授業に参加したり、校内ツアーを行いました。
午前中はどちらの学校も緊張した面持ちでしたが、ランチタイムを挟むと一気に打ち解けたようにコミュニケーションが取れていました。
午後は日本の文化交流を中心に、生徒による剣道体験と音楽交流を行いました。
▼5時間目の剣道体験の様子▼
生徒会長で剣道部の生徒が中心となって、剣道のいろはを実技を交えながら説明します。
竹刀の振り方を教わって、台湾の学生同士でも剣を交えました。
最後は本校の藤野校長先生も加わって交流を終え、剣道の黙想を全員で行って剣道体験を終えました。
各バディの生徒も一生懸命コミュニケーションを取りながら説明をしていました。
▼6時間目の音楽交流の様子▼
6時間目は、視聴覚ホールに集まって音楽科の戸田先生の指導のもと、日本の童謡「幸せなら手をたたこう」の歌を日本語で歌いました。
メロディーはすぐに覚えることができましたが、日本語のイントネーションをバディに確認しながら歌う様子が見られました。
そのあとは、数名のグループに分かれてオリジナルのジェスチャーを考える時間とし「他のグループと被らないものを考える」というお題に各グループが様々なアイディアを出し合いました。
グループごとに発表をすると、時折笑いも起きながら盛り上がり、最後は全員で合唱して終わりました。
本校では初めての取り組みとなった姉妹校との交流事業でしたが、生徒たちはとても柔軟に対応し、翌日以降もメッセージのやりとりなどで交流が続いている生徒もいるほど積極的に交流を楽しんでいた様子でした。
石神井高校は今後もグローバルな社会人基礎力育成のベースとなるコミュニケーション力の向上に取り組んでいきます。