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東京都立大田桜台高等学校

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2025/11/20 今週の桜台

「平安装束を着る会」を実施しました ~十二単 重さ15kg!~

本校では、伝統文化を学ぶことを目的に、1年生を対象とした行事「平安装束を着る会」を実施しました。
平安時代の宮廷文化を体験することで、日本の歴史や美意識をより深く理解する機会となりました。
今回の体験では、以下の装束を着用しました。


文官束帯(ぶんかんそくたい)
平安時代の男性貴族が朝廷で用いた正装で、格式ある衣服です。


唐衣・裳(からぎぬ・も)
一般に「十二単」と呼ばれる装束で、宮中に仕える女房たちが着用した正装です。重ねの色目や華やかな意匠が特徴です。


小袿(こうちぎ)
唐衣・裳を簡略化した女房装束の略装で、高貴な女性の平常服として用いられました。


生徒たちは、実際に装束を身に着けることで、その重みや色彩の美しさを体感し、教科書だけでは得られない歴史の奥深さに触れることができました。「こんなに重いとは思わなかった」「色の組み合わせがとても華やか」など、驚きや感動の声が多く聞かれました。
この行事を通して、日本の伝統文化への理解を深めるとともに、歴史をより身近に感じる貴重な体験となりました。

 

〈十二単(唐衣・裳)の着付け〉

仮着付け5人IMG_0124 - コピー.JPG

着付けIMG_0127.JPG

正式な作法に則り着用しました。

 

 

〈束帯姿〉

男子IMG_0101.JPG

 

2人IMG_0162 - コピー

記入IMG_0073.JPG