校章

東京都立大田桜台高等学校

Q&A

Q1英語は好きですが得意ではありません。英語の授業がたくさんあるようですが、ついていけるでしょうか?
A.本校では、「英語が好きな人」「英語が本当にできるようになりたい人」に入学してほしいと考えています。中学校まで英語が苦手だったという人も「英語が好き」「英語を身につけたい!」という気持ちがあれば、大丈夫です。
Q2「多読」って何ですか?
A.英語圏のこどもが読むような非常にやさしい絵本から始めて、「日本語に訳さずに」英語の本を読んでいく活動です。もちろん辞書は使いません。今までの学習法ともっとも違う点は、「やさしいものをたくさん」ということです。3年間で100万語の本を読むことを目標にします。説明会での体験授業で実際の多読を紹介します。また中学校への出前授業も行っていますので、お問い合わせください。
Q3やさしい本ばかり読んでいて、大学入試に対応できますか?
A.最初はやさしい本からはじめますが、自然にレベルは上がっていきます。読んだ語数が50万語~100万語になるあたりでは、ハリー・ポッターやマジック・ツリー・ハウス等のやさしいペーパーバックが読めるようになります。
また、必修科目の授業では教科書をしっかりと学習します。教科書を使った授業でも日本語に訳して文法の説明をするだけの授業ではなく、教科書の英語を「英語のまま」吸収する練習をしていきます。
最近の大学入試問題は、長い文章を速く正確に読む力が求められています。大学入試にも多読を中心とした学習法は非常に高い効果があるのです。
Q4英語を「話す」ための学習はしないのですか?
A.多読を中心とした学習で「英語を英語のまま吸収する」最大の目標は、「自然に英語で話せる」ようになるためです。頭の中で日本語を英語に訳していては決して話せるようにはなりません。多読を中心とした学習によって、英語で発想し英語で表現する力がついてきます。また、授業でも英語を話す活動をたくさん取り入れていきます。必修科目だけでなく、選択科目の「実用英語」「旅行英語」等の科目でも英語を話す活動をたくさん行います。
話す活動の中では、日常会話だけではなく「自分を表現する」ことを中心にやっていきます。自分の意見が英語でしっかり言える、日本のことを英語で説明できる、と言った「発信型の英語力」を身につけていきます。
ネイティブの補助員も5名おり、いわゆる本場の英語の発音指導を受けられます。
Q5英語を「聞く」力はつくのですか?
A.読みながら英語を英語のまま理解するということは、聞く力を伸ばすのに最大の効果を発揮します。また、書き言葉を話し言葉に結びつけるための練習(「シャドーイング」「音読」)も様々な授業でたくさん行います。
多読や他の授業、英語を英語のまま理解する力をつけるのと並行して、たくさんの英語を聞く(「多聴」)という活動もしていきます。また、選択科目で「聞く力」の向上を中心とした科目をたくさんつくっています。
Q6ビジネスで英語を使う力はつくのですか?
A.本校の英語が目標とするのは、あくまで「使える英語」の習得です。実際の社会生活の中で「使える」英語力を身につけていきますので、ビジネスだけでなく、英語が必要なあらゆる場面で英語を使うための練習をしていきます。ビジネスに関しては、英語力だけでなく経済のしくみ等をしっかりと理解していなければなりません。本校では様々なビジネス科目でそういった力をつけていきます。