校章

東京都立大島高等学校

学校からのメッセージ

校舎の写真

着任のご挨拶と本校の紹介

学校長 佐々木 一憲の写真
学校長 佐々木 一憲

◇ ご挨拶

 東京都立大島高等学校のホームページへのアクセスありがとうございます。
 令和4年4月に校長として着任いたしました佐々木一憲と申します。
 前任の住吉貴之先生をはじめ、歴代の校長先生方と地域の皆様が築き上げてきた伝統ある大島高校の校長として、生徒、教職員、保護者の皆様、そして大島町の皆様と共に、新たな伝統の1ページを創造していきたいと思っています。新たな伝統の創造は容易いことではありませんが、精一杯尽力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

◇ 本校の紹介

 大島高校は、まもなく80周年を迎えます。本校は大島町の皆様によって設立され、今も支えられている学校です。
 生徒は本校の創立の精神である『五訓』(誠実 敬愛 勇気 自尊 自主)のもと、急激に変化する社会を生き抜くため、主体的で、対話的な学びを続けています。
 校歌の歌詞にあるように、海越しに富士山と天城連峰を一望できる環境下にあり、朝は、鶯の声が響き、富士山が毎日違った姿を見せてくれます。夕暮れには海上に夕焼け色に染まった空と山々が遠望でき、まさに天空の楽園と呼ぶに相応しい感動の景色です。
 約17万4千m2(東京ドーム3.7個分)という都立高校でも屈指の敷地面積を誇り、ツバキは約350種類、1,000本以上の園芸品種や原種を保有し、教育機関としては世界で初めて国際優秀つばき園に認定されています。
 牛、羊、烏骨鶏などの動物、草花・野菜を栽培しているGAP認証農場、野球、サッカーも同時にできるグラウンドもあり、教材となる施設が充実しています。
 豊かな自然と、温かい人々に囲まれ、少人数習熟度別授業で学べる普通科、野菜や植物の栽培、動物の飼育実習ができる農林科、食物・被服・保育・福祉などが体験を通して学べる家政科を設置しております。
 さらに、全学科において一人一台端末(パソコン)の授業への活用も先行実施をしておりますので、既にパソコンの活用が充実しております。

◇ 地域と共にある学校

 地域と共にある学校として、本校は地域の方々からの御支援の下、様々な教育活動を行っています。 保育園での実習や地域の皆様を講師としてお願いする実習、大島公園での動物管理実習、農産物直売所との連携と販売、小・中学校との連携など地域との連携を大切にしています。

◇ 指定校 数々の推進校の指定を受けております。

  • 国際交流リーディング校(ハワイ州ヒロ高校との交流、国際優秀つばき園を活かした交流活動)
  • 海外学校間交流推進校
  • 情報科目の充実を図るための教員支援モデル校(急速なデジタル化への教員支援・授業の質向上)
  • 体育健康教育推進校
  • 東京の教育資源(森林・林業)を活用した教育活動推進校(大島の森林資源を活用したESD教育)
  • 文化プログラム・学校連携事業指定校(学校と芸術団体等との継続的な連携)
  • ALCMコミュニティ参加校(新学習指導要領の効果的な実施に向けた授業改善、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた実践)
  • キングサーモンプロジェクト(広大な農場管理の自動化・無人化や、データに基づく農作業の効率化等、最新のスマート農業により次世代を担う人材育成を実現する)

◇ これからの大島高校

 現在、大島町が発行している広報おおしま令和4年6月号に掲載されましたとおり、離島留学生受入準備委員会公募委員の募集が告知され、本校の離島留学制度について大島町並びに地域の皆様と検討することになりました。本校の未来はもとより、地域住民の皆様と小・中学生の希望となり、生徒の皆さんが活躍できる高校生活となるよう、離島留学生を受け入れるための準備委員会を大島町と共に立ちあげます。
 このことについて、あらためてお知らせをしてまいります。