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【海洋生物系】底釣り実習(鳥島沖にて)
底釣り実習(10月25日)
この日は、鳥島沖で底釣り実習を行いました。生徒は、水深や魚群探知機の反応の確認、釣り、魚体の運搬、魚種の同定、体長・体重の測定や記録など、それぞれの役割を分担して実習に取り組みました。
午前中はアオダイやハナフエダイなどが釣れ、午後にはオオヒメやヒメダイなど、さらに多くの魚種が釣り上がりました。最終的に、12種類、計41尾を採集することができました。実際の海で魚を採集し、その特徴を観察・記録することで、海洋生物についての理解を深めました。

実習終了後は、釣り具の片付けや清掃を行いました。また、夕食には自分たちが釣った魚の刺身が並び、実習の成果を味わうことができました。専門的な知識や技術を実践の中で身に付けるとともに、採集した魚を自ら観察し、記録することで、海洋生物を学ぶ面白さを実感した一日となりました。

生物の同定と航海当直(10月26日)
この日は、前日の底釣り実習で採集した魚の選別や同定作業を行いました。学校での実習に使用する魚などを選び、図鑑を活用しながら、それぞれの特徴を確認しました。未同定だった魚についても、形態的な特徴を基に種を推定するなど、観察と調査を通して理解を深めました。

また、希望した生徒はブリッジで航海当直を体験し、船の運航について学びました。釣り具の手入れでは、次の実習に備えて竿やリールを丁寧に清掃し、道具を適切に管理することの大切さを学びました。午後には、魚類検索図鑑の使い方を学ぶとともに、派遣船員の永井さんから進路についてのお話を伺いました。自分の好きなことを続けられる環境を考えて仕事を選ぶという考え方に触れ、将来の進路について考える貴重な機会となりました。

夕方には館山湾に投錨しました。その後の振り返りでは、集団で行動する際の課題について話し合い、互いの長所を生かして短所を補い合うことを確認しました。それぞれの個性を理解し、違いを生かしながら行動することの大切さを学びました。

岡田港入港(10月27日)
この日は、館山湾を出発し、伊豆大島の岡田港へ向かいました。朝の清掃では、お世話になった大島丸への感謝を込めて、教室や通路などを丁寧に掃除しました。生徒同士で居室の状態を確認し合うなど、これまでの生活で身に付けた習慣も見られました。入港後は、底釣り実習で採集した魚などを学校へ運び、今後の実習に向けた準備も進めました。夕食には、底釣りで釣ったカッポレのムニエルが登場し、自分たちの実習の成果を味わうことができました。夕食後には、乗船実習を振り返る感想文を作成しました。海洋生物の採集や同定、船内での生活、仲間との関わりなど、実習を通して得た学びを自分の言葉で整理しました。

乗船実習も、いよいよ最終日を残すのみとなりました。これまでの経験を振り返り、身に付けた知識や技術を確かなものとしながら、最後まで実習に取り組んでいきます。
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