2026/06/15
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【1年生⑦】4次基礎乗船実習 ~ 乗船式 他 ~
1年生による基礎航海実習最後の第4次航海が、6月14日から6月18日までの日程で実施されています。本実習では、航海当直や海洋観測、寄港地での施設見学などを通して海と船について学ぶとともに、共同生活を通じて規律や生活習慣を身に付け、自身の適性や将来の進路について考える機会となっています。

実習初日、管理棟前には出港を前にした1年生が集合し、緊張感のある雰囲気の中で実習が始まりました。しかし、事前学習で「5分前には点呼ができる状態にしておく」ことが指導されていたにもかかわらず、集合や点呼、荷物検査に時間を要し、バスの出発時刻に影響する場面も見られました。

船での生活や航海では、時刻を意識した行動と、常に先を見通して準備する姿勢が欠かせません。また、多くの活動は仲間との協力によって成り立っています。そのため、出発直前、指導教官から改めて訓示が行われ、時間厳守や規律ある行動の重要性について指導がありました。実習期間中は、生徒たちの安全確保と成長を第一に考えながら、一貫した指導を行っていきます。生徒たちは仲間と協力しながら、充実した実習生活を送っています。

学校で荷物点検を行い、雨具や海洋基礎ファイルなど実習に必要な物品を確認した後、岡田港へ移動しました。港では、実習船の大きさに驚きながらも期待と緊張を胸にタラップを渡る生徒の姿が見られました。乗船後には大島丸で正式な保安検査が実施され、その後、船内で乗船式が行われました。

乗船式では、乗船実習担当副校長から「協力」と「助け合い」の大切さについて話があり、実習中は仲間と支え合いながら行動するよう呼びかけられました。また、実習に臨む心構えについても話がありました。続いて、大島丸船長より歓迎の挨拶があり、実習を支える船員の方々が紹介されました。生徒たちは真剣な表情で話を聞きながら、これから始まる5日間の実習生活への決意を新たにしていました。
船内オリエンテーションでは、安全管理や共同生活について詳しい説明が行われました。船員からは、火災時の避難経路や脱出用設備、転落事故防止などについて説明があり、生徒たちはメモを取りながら真剣な表情で聞き入っていました。また、船内の避難誘導表示を確認しながら非常時の行動について学ぶとともに、節水など船内生活ならではのルールについても理解を深めていました。4班に分かれ、船員の方による船内ツアーが行われました。生徒たちはブリッジや食糧庫、浴室などの設備を見学し、航海機器や船内生活に関する説明を受けました。初めて見る本格的な船内設備に、生徒たちは驚きと期待を膨らませていました。

続いて行われた退船操練では、救命胴衣の正しい装着方法を学びました。生徒たちは、海へ飛び込んだ際にも脱げないよう、ひもをしっかりと結ぶことの重要性を確認するとともに、救命胴衣に笛が付いている理由についても説明を受けました。また、携行するタオルは防寒だけでなく止血や応急処置にも活用できること、軍手にも安全確保のための役割があることを学びました。生徒たちは、一つひとつの装備や持ち物に意味があることを実感しながら訓練に取り組んでいました。
訓練後の昼食では、次の活動を意識しながら、全員で協力して配膳や片付けを行っていました。

出港時刻になると、大島丸の力強い警笛が鳴り響き、船はいよいよ岡田港を離れました。生徒たちは、初めてコンパスデッキへ上がり、出港する船の上から港を見渡しました。岸壁では、保護者や島民の方々が手を振りながら見送ってくださり、生徒たちも帽子を振り返しながら挨拶をしていました。ゆっくりと港を離れていく大島丸の上で、生徒たちはこれから始まる5日間の実習への期待を胸に、新たな一歩を踏み出しました。
大島丸船長より25日のデイリーレポートが届いています。
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・20260614 デイリーレポート (707.3KB)
・20260615 デイリーレポート (755.2B)
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・20260617 デイリーレポート (786.9KB)