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東京都立大島海洋国際高等学校 全日制

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2026/05/17 トピックス

【海洋探究系】(2年生2次乗船実習③)気仙沼港・寄港地活動・鳥島沖へ!

5月11日(月)~ 5月20日(水)の日程で、2年生の海洋探究系の2次乗船実習を行っています。

気仙沼港に到着した翌日の起床後の上陸見学では、宮城県気仙沼市にある気仙沼市魚市場を訪問しました。気仙沼港は、全国有数の水揚げを誇る水産都市・気仙沼を支える重要な港です。今回の見学では、気仙沼漁業協同組合参事の臼井様から説明を受けながら、魚市場の施設全体の様子や、水揚げされた魚が保管・取引・出荷へとつながっていく流れについて学びました。

中央入札場も見学しました。気仙沼市魚市場では、魚種や漁業種類によってタブレット端末を用いた入札システムも導入されています。生徒たちは、取引の場となる施設を実際に見学し、水揚げされた魚が市場を通して消費地へ届けられていく仕組みについて理解を深めました。

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建物内の各所には、「優良衛生品質管理市場・漁港認定」の表示も見られました。市場の規模や施設の整備状況を見学する中で、生徒たちは、水産物を安全に扱うための環境づくりにも気付くことができました。

倉庫内では、水揚げされたばかりの魚が青いケースに入れられ、海水につかった新鮮な状態で床に整然と並べられていました。生徒たちは、一つ一つの魚のかごをのぞき込み、魚の大きさや種類、並べ方の違いなどを興味深そうに観察していました。港に揚がった直後の魚の様子を間近で見ることで、普段目にする水産物が市場でどのように扱われているのかを実感することができました。

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今回の見学は、授業で学んでいる内容を実際の現場で確認する貴重な機会となりました。生徒たちは、気仙沼の水産業を支える魚市場の役割を実感し、今後の水産科での学習につながる多くの学びを得ることができました。御多用の中、見学を受け入れていただきました気仙沼市魚市場の皆様に、心より御礼申し上げます。

その後、午前中、気仙沼震災伝承館を訪問し、東日本大震災の被害の様子や復興への歩みについて学びました。被災当時の展示や遺構を見学する中で、生徒たちは自然災害の恐ろしさや防災の重要性について理解を深めていました。見学後には、それぞれが感じたことを共有し、日常生活や命の大切さについて改めて考える機会となりました。

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気仙沼港を出港し、生物調査実習を行う鳥島沖へ向かった後、生徒たちは航海当直や海洋観測などの実習に取り組みました。航海当直はキャリア教育の一環として実施されており、生徒たちは大島丸の船員の方々から指導を受けながら、操舵や位置入れなどに取り組みました。

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操舵実習では、実際に自らの手で船を操縦し、緊張感を持ちながら安全運航の重要性について学んでいました。また、航海長から海図を用いた位置入れの方法について指導を受け、航海に必要な基礎的な知識や技術への理解を深めていました。

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海洋観測では、海上の漂流物や周囲の状況を確認しながら観測を実施し、海洋環境への意識を高めていました。慣れない船内生活や波の影響により、船酔いをしながらも懸命に実習へ取り組む姿も見られ、生徒たちは協調性や忍耐力を養っていました。

5月17日から鳥島沖で「底釣り」実習を行います。5月19日(火)午後に伊豆大島岡田港へ入港する予定です。

18日以降の様子は、以下のデイリーレポートをご確認ください。

・5月18日(月)生物調査 20260518 デイリーレポート (812.4KB)

・5月19日(火)岡田港帰港 20260519 デイリーレポート (799.9KB)