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2026/05/25 トピックス
【1年生①】1次基礎乗船実習 ~ 乗船式 他 ~
5月25日から5月29日までの5日間の日程で、1年生による基礎航海実習(第1次)が始まりました。この実習は、生徒たちが船上での生活や航海の基礎を体験しながら、海や船への理解を深めるとともに、将来の類系選択や進路について考える第一歩となる大切な学習です。実習期間中、生徒たちは共同生活を送りながら、操舵訓練や海洋観測など、さまざまな活動に取り組みます。
実習初日、生徒たちは管理棟前に集合時刻の5分前には整列を完了し、いよいよ基礎航海実習がスタートしました。乗船実習では、最初の集合の様子から集団としての意識や雰囲気が見られます。互いに声を掛け合えるか、身なりを整えられているか、自分だけでなく全体を意識して行動できるかなど、指導教官は生徒一人ひとりの様子を確認しながら全体へ言葉を掛けていました。これから始まる5日間を通して、生徒たちがどのように成長していくのか期待が高まります。
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整列後には、指導教官から乗船実習に臨む上での基本姿勢について話がありました。「前髪が出た状態で敬礼をするのは相手に失礼であること」「5分前整列を徹底すること」など、船内生活では時間や礼節を守ることが安全な実習にもつながります。また、「楽しい実習にするつもりはないが、良い実習にしたい」という言葉には、仲間と協力しながら、一人ひとりが大きく成長してほしいという願いが込められていました。実習中には時に厳しい指導を受ける場面もありますが、それはすべて生徒たちの安全を守り、集団として成長してほしいという思いによるものです。
その後、学校では出発前の荷物点検と持ち物確認が行われました。刃物類などの危険物が誤って入っていないかを確認し、はさみを持参していた生徒についてはハウスマスターへ預ける対応を行いました。また、雨具やファイルなど必要物品の確認も行い、忘れ物があった生徒は寮へ戻って準備を整えました。こうした事前確認を終えた後、生徒たちは岡田港へ向かいました。
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港に到着すると、目の前に停泊する大島丸の大きさに圧倒されながらも、生徒たちは期待と不安を胸にタラップを渡っていきました。なお、学校で行ったのはあくまで事前確認であり、乗船後には大島丸において、国際基準に則った安全管理体制のもと、船員による正式な保安検査が実施されました。
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荷物を船室へ運び入れた後、船内では乗船式が行われました。式では、乗船実習担当副校長より、「大島丸に乗り込むこの日は、皆さんにとって『新たな学び』と『自己成長』への第一歩です」と激励の言葉が送られました。また、「困ったことや分からないことがあれば、遠慮せず周りの大人を頼ってください」と、船員や教官と協力しながら実習に臨んでほしいとの思いが伝えられました。続いて、大島丸船長からも挨拶があり、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
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乗船式終了後には、船内生活や安全に関する講義が行われました。C/O(一等航海士)からは、「時間を守ること。ただし、船内は狭く、慌てるとけがをしやすいため走らないこと」といった注意がありました。また、大島丸では限られた資源を大切に使用しながら生活を送るため、水は貴重であり、シャワーのみを使用して節水を心掛けることなど、陸上とは異なる生活ルールについて説明がありました。さらに、船内では急な揺れに備え、いつでも手すりをつかめるよう荷物を両手で持たないことなど、安全面についても具体的な指導が行われました。
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その後、生徒たちは4班に分かれ、船員の方の案内による船内ツアーを行いました。実習以外では普段立ち入ることのできないブリッジ(操舵室)では、航海計器やレーダーなどについて説明を受け、生徒たちは興味深そうに見学していました。また、トイレや浴室、食糧庫など、これから5日間生活するための設備についても案内があり、初めて見る大島丸の船内に驚きながら真剣に話を聞いていました。

続いて行われた退船操練(避難訓練)では、生徒たちは初めて救命胴衣を装着しました。慣れない作業に苦戦しながらも、船員の説明を受けながら一つひとつ確認し、真剣に取り組んでいました。
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訓練終了後には昼食の時間となり、この日のメニューはカレーライス、目玉焼き、チーズ入りメンチカツ、サラダでした。緊張した表情を見せていた生徒たちも、食事の時間には少し表情が和らぎ、仲間同士で会話を交わす様子も見られました。

昼食を終えると、いよいよ大島丸が岡田港を出港しました。出港前には船内に大きな警笛が鳴り響き、生徒たちにも緊張感が広がります。生徒たちは初めて大島丸最上部のコンパスデッキへ上がり、港を見下ろしながら出港の瞬間を迎えました。岸壁には、保護者や地域の方々が見送りに駆けつけ、生徒たちは帽子を大きく振りながら「行ってきます!」と元気よく声を掛けていました。大島丸は、多くの人々に見送られながら、ゆっくりと岡田港を離岸していきました。

大島丸船長より25日のデイリーレポートが届いています。
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