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2025/10/10 トピックス
【海洋産業系】小笠原に向けて出航しました
10月4日(土)から10月17日(金)までの日程で、2年生の海洋産業系実習がスタートしました!
台風22号が関東地方南海上を通過した影響で、大島丸の出港が延期となりました。しかし、久里浜停泊中は、予定通りの活動と一部変更を余儀なくされた部分がありましたが、代替プログラムで対応しました。起床後、タラップが下りている間のみ体操、その後、清掃、旗揚げなどの日課は予定通り実施されました。旗の掲揚では、1年の基礎航海以来となる国旗、都旗、校旗を生徒たちが分担して掲揚しました。基礎航海で学んだことを思い出しながら、改めて確認しつつ実施できました。
船員派遣の牧山さんから、伝統的な「組みひも」の製作を体験しました。組みひもは、船の実習に欠かせないロープワークと密接に関連しています。生徒たちはこの体験を通じて、ロープワークの技術や船の実習における重要性を実感し、非常に好評でした。
機関長による大島丸の船のエンジン部分の見学が行われました。機関長からは、エンジンの仕組みや船がどのようにして動くのかについての講義を受け、生徒たちは実際のエンジンを見学しながら理解を深めました。このような実践的な学びは、学校ではなかなか経験できない貴重な機会です。これからの一級船舶試験に向けた学習にも繋がる内容です。
海図に位置を記入する練習を行いました。これは小笠原までの航海当直に向けての準備の一環で、実際の航海に出る前に必要な知識をしっかりと身につけていきます。
甲板員の方々から、係船ロープの格納方法など、甲板で行う仕事内容についてレクチャーを受けました。キャリア教育の一環として、実際の業務を通じて船員として必要な実務能力を学ぶことができました。
久里浜出港の延期により、船員や派遣船員のご尽力によって代替のプログラムで実習が継続されており、生徒たちは引き続き貴重な体験を積んでいます。
大島丸からデイリーレポートが毎日届きます。11日以降次の更新まではは以下で御確認ください。