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東京都立大島海洋国際高等学校 全日制

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2025/04/21 トピックス

【2年海洋探究系1次乗船実習③】気仙沼港に入港・寄港地活動・鳥島沖へ

4月14日(月)~4月23日(水)の日程で、2年生の海洋探究系の1次乗船実習が始まりました。

気仙沼港に入港しました。

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いよいよ一つ目の目的地である気仙沼に入港です。生徒も入港作業の配置に入り、船員さんの動きを見学しました。入港時は船員同士がコミュニケーションをとりながら船体を岸壁に少しずつ近づけて、接岸していることを生徒たちも学びました。特に、ブリッヂに入った生徒は、指示を出す船長のすぐ近くに立ち、見学をする大変貴重な経験をしました。

気仙沼で上陸見学を行いました。

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 1日目に大島を出航してから、2日ぶりに船を降りて陸に上がりました。皆で気仙沼魚市場に行った後、生徒たちは班別行動を始めました。魚市場でお土産を買ったり、アイスクリームを食べたり、シャークミュージアムや氷の水族館の見学をしたりと、班別行動を楽しんでいました。

 上陸学習の目的は「遊び」ではなく、現地の歴史や文化を学ぶことです。明日は、震災伝承館を見学した後、班ごとの計画に沿って学習していきます。

 10日間の乗船実習も明日で半分になります。ここまでの4日間で、生徒たちの助け合う気持ちが高まってきています。5日目以降も生徒14人が一つのチームになって、現状に満足せず、高め合ってほしいと思います。

 大島丸からデイリーレポートが届きます。4月22日(火)まで以下に追加更新していきます。

 ・4月18日 寄港地(気仙沼)活動2日目

   20250418 デイリーレポート (73.1KB) 

 ・4月19日 漂流物調査・海洋観察

   20250419 デイリーレポート (73.7KB)

 3~4人の班で、記録をする生徒、船体の近くの漂流物を探す生徒、双眼鏡を使って船体から離れた海上を流れる漂流物を探す生徒で分担して調査をします。各班、1時間ずつの調査で、漂流しているプラスチックや海藻、流木を見つけた班もあれば、ほとんど漂流物が見つからなかった班もありました。漂流物が多く見つかる海域とほとんど見つからない海域があるのはなぜか。海洋探究系の生徒は、調査したからこそ生まれる疑問と向き合い自分なりに考える訓練を積んでいきます。

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 ・4月20日 鴨川沖を航行・機関室見学

  20250420 デイリーレポート (74.3KB)

 ・4月21日 棒ズリ・鳥島沖に到着

  20250421 デイリーレポート (79.6KB)

〈棒刷り〉 

デッキブラシを使って甲板上に張られている木甲板を磨きます。生徒たちは大きな掛け声を出しながら気持ちを盛り上げていました。デッキを乗船実習当初は声が小さいと乗船教官から指摘を受けていた生徒たちも、声が出るようになってきました。実習生としての学ぶ意欲を声量や態度で示し、船員さんから応援される生徒になってほしいと思います。

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 ・4月22日生物調査実習

  20250422 デイリーレポート (76.3KB)

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