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2024/11/04 トピックス
【2年生】船舶運航系 乗船実習(1)~ 乗船式・船内生活 ~
2年生の船舶運航系の乗船実習が11月1日(金)~ 11月30日(土)の4週間の予定で実習が始まりました。
乗船式では、学校を代表して実習担当副校長の式辞がありました。
「皆さんは、船舶運航系ということで、将来、安全な船舶の運航に従事する者として、日々の学習に励んでいます。
今回の実習では、「大島丸」という生きた教材があり、将来のあなた方の目標、見本となる船員の方々が目の前にいます。
この貴重な機会を逃さず、将来、自分が実際に船で働くこと想像しながら、航海当直などを通じて積極的に学ぶ姿勢を忘れず頑張ってください。」
生徒の代表の挨拶では、船員の方に向けて「自分たちができていない時は、厳しくご指導ください。」
などの実習に向けた意気込みを伝えました。
一等航海士から乗船教育に関連して「実習中の安全管理や事故防止」(安全対策)についての講義がありました。
講義の後には、退船操練が行われました。
1年生の基礎航海で学んだ内容もありますが、1つ1つの事柄を思いだしながら仲間と教え合いながら実習を進めています。
乗船時には不安そうな表情の生徒たちでしたが、地域の方々や、海国の先生たちに見送られて、これから待ち受けるどんな困難も仲間と助け合って乗り越える覚悟と決意をもって波浮港を後にしました。
昼食のメニューは、ハヤシライス、サクサクのコロッケとサラダでした。
船酔いを警戒しておかわりをする生徒の姿はありませんでした。
夕食後には、東京湾の浦賀水道航路を使っての実習がコンパスデッキとブリッジの2か所に分かれて行われました。
東京湾の入り口に位置する浦賀水道は、東京湾を出入りする船舶や停泊している船舶が多いです。
生徒たちはコンパスデッキから「海上衝突予防法」で学ぶ船の夜間灯火の表示の実物を目の当たりにして「ほんまもんだ!」と歓声が上がっていました。
実物を見て感動や深い学びがあるのも、学校での座学をもとに、寄港地ごとに日中、航海士や航海長からの講義があるおかげです。
11月2日(土)、有明西ふ頭で休日上陸のため一度下船して5日に帰船して実習を継続していきます。
今後の日程については、以下の内容を御確認ください。
・241028-①令和6年度2年船舶運航系実習予定表 (155.5KB)
大島丸からのデイリーレポートが届いています。
詳細は、以下を御確認ください。