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2024/06/05 トピックス
【1年生2次】基礎乗船実習⑥ ~船内実習・生活の様子(2)~
6月2日(日)から始まった2次基礎航海実習は、天候も安定しており、予定通り実習が行われています。
大島丸での実習の目的は、「船内共同生活を通して互いの人格を尊重し、心身の鍛錬に努め、集団生活と協調性、個人の義務や責任感を養うとともに、協力精神に基づく規律を習得する」「船舶運航に関する基礎的な知識を基に、船内実務を通して勤労の喜びとその責任を体得する」などがあります。
高1年生の基礎航海では、(1)水産海洋基礎 (2)情報処理 (3)船舶運用(船舶を安全かつ適切に運用するために必要な基礎的な知識と技術を習得させる)(4) 航海・計器(5)施設見学(6)キャリア教育について学ぶ機会があります。
乗船した日の午後には、「旗」の揚げ下げの実習を行います。
一見すると簡単に見えますが、旗の扱い方・旗の畳方・ロープの扱い方(揚げ下げ・結び方など)など学ぶことが多岐にわたります。
乗船教官が一から丁寧に指導しています。「旗をデッキにつけない!」生徒たちは、旗を慎重に扱うことを通して、旗の意味を理解していきます。
17時からの実際の旗下げに備えて、本番さながらに緊張感をもって練習しています。
全体練習が終わってからも、自主的に残って練習する生徒もいました!
17時からの旗下げです。5分前には、各旗の前に整列して待機。
ブリッジにいる担当生徒が時刻を見ながら合図をします。
「国旗、都旗、校旗、降下5分前」の声がかかり、1分前には、ブリッジ脇の担当生徒が、笛で長音「ピー」笛で短音、長音「ピ・ピー」の合図で、一斉に旗を下げます。
旗下げ中は、敬礼をして見守ります。
初めての経験で不慣れな感じはありますが、日ごろの授業の成果で、一人一人が学んだことをすぐに実践できていました。
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