ニュース
2023/12/18 トピックス
寄宿舎での「宅習」の様子を取材してきました!
本校は「海に学び、未来を拓く。」というコンセプトをもとに、都内で唯一、水産・海洋関連分野を学ぶことができる学校です!
全日制海洋国際科を設置する本校は、全寮制の都立高校でもあり、学校からほど近い場所に本校専用の寄宿舎があります。
今回は、本校の寄宿舎での「宅習」の様子について、本校総務部の広報担当スタッフが取材に行ってきました!
早速、寄宿舎の多目的ホールに向かうと、ちょうど夕食の時間となっており、生徒たちがすでに集まっているところでした!
この日の夕ごはんは、「ごはん」、「だご汁風」、「とり天」、「おひたし」、「果物」でした。
本校の寄宿舎には、常勤の栄養士が勤務しています。栄養バランスなどに配慮した献立を計画し、1日3食の食事を提供しています。
この日は、大分県の郷土料理ということで、校長先生も多目的ホールにて生徒とともに夕食を喫食されていました!
令和5年4月からは、毎月の献立表を「トップ > 学校生活 > 寄宿舎」のページに掲載しています。
地場産物の食材を使用した料理、郷土料理、季節の行事に関係する料理、海外の料理なども毎月の献立に登場しています。
また、毎月の献立表には、本校の栄養士によるコラム記事『賄い通信』が掲載されています。
食育ピクトグラムについての紹介コーナーもありますので、保護者の皆さまもぜひ御覧いただければと思います。
夕食の時間が終わると、生徒たちは各自の居室がある棟に戻って、「宅習」までの時間を自由に過ごすことができます。
あっという間に「宅習」の時間になり、生徒たちは各居室棟の「宅習ホール」にある自分たちの机へと向かっていきます!
さて、この「宅習」の時間なのですが、寄宿舎で生活する生徒たちは一体どのようにしてこの時間と向き合っているのでしょうか?
生徒たちがどのような「宅習」をしているのか、こっそりと後ろから「宅習」の様子を確認してみることにしました!
この4月に入学した1年生の生徒は「スマスク端末」(生徒一人1台端末)を活用して「宅習」に臨んでいました。
この端末で英単語などを調べながら、宿題となっている英語の授業のワークシートに取り組んでいる様子が見られました!
2年生、3年生の生徒には「デジタル活用端末」というICT機器が貸与されており、生徒一人1台の環境が整備されています!
この端末を活用して、本校で調達している「学習支援クラウドサービス」にアクセスし、学習用動画を視聴している生徒もいました!
教育のデジタル化が進んでいる昨今では、生徒たちの学びにICT機器等を積極的に活用することは極めて重要なことです。
3年生の生徒の中には、ICT機器等を活用しながら、目前に控えた大学入学試験に向けた準備を行っている生徒もいました!
生徒たちが生活する居室棟は全部で4棟あり、各棟ごとに「学習室」と「教え合いコーナー」が設置されています。
一人だけでは解決が難しい課題があって、教え合いをしたいという生徒はこちらのスペースでも学習を進めることができます!
令和5年12月現在では、50分間の「宅習」が2コマ分あり、1時間目は午後7時40分から午後8時30分までとなっています。
その後、10分間の休憩時間を挟んでから、午後8時40分から午後9時30分まで「宅習」の2時間目が続きます。
ブックスタンドや時計などを持ち込んで、限られた時間を有効に活用しようと工夫しているような生徒もいました!
この「宅習」の時間を活用して、自らが取り組まなければならない課題に対して真剣に臨んでいる様子が伝わってきますね!
午後10時になると、宅習ホールは消灯となります。寄宿舎生たちは、各居室に戻って就寝の準備をします。
消灯後の3時間目については、自主学習の時間となっており、こちらへの参加は任意ということになっています。
3時間目の「宅習」に参加することを「延長」といいますが、「宅習」を「延長」した生徒も午後11時までには居室に戻ります!
今回の寄宿舎での「宅習」の様子についての取材は、ここまでとなります!
寄宿舎に関する記事は「トップ > 寄宿舎より ニュース一覧」のページからぜひ御覧ください!
受検生の皆さん、寄宿舎見学会などの機会に本校へお越しいただき、寄宿舎の様子をぜひ見ていただければと思います!