【海洋産業系】「大島丸」での乗船実習を行いました！

　本校の２年生の海洋産業系の生徒は、指導教官とともに大型実習船「大島丸」での乗船実習を行いました！

　令和５年１１月１６日（木）、小笠原諸島の父島で実習を行っている生徒たちは、スクーバダイビング実習に臨みました！

　朝はあいにくの雨模様でしたが、徐々に天候も回復し、いつの間にか絶好のダイビング日和となりました！

　「ボニンブルー」と呼ばれる小笠原の海で、多種多様な海洋生物の観察を行いながら、小笠原での最後の海洋実習に取り組みました！

　今回の実習では、ダイビングポイントでもある通称「バラ沈」（ばらばらになった沈没船があるポイント）に潜りました！

　気温は約２５℃、水温も約２５℃というコンディションで、小笠原の海は透明度もまた良好でした！

　小笠原でのドルフィンスイムでは、イルカを探しながら、ハートロックと呼ばれるハート形の岩の前で集合写真を撮影しました！

　残念ながら、イルカに遭遇することはできませんでしたが、これもまた乗船実習の良い思い出となりました！

　「大島丸」が小笠原に入港している間には、機関長によるディーゼル機関の講義を受けることができました。

　また、船内の機関室の見学実習も行いながら、海洋産業系の生徒たちは「エンジン検定」に向けた学習にも取り組みました！

　令和５年１１月１８日（土）、二見港二見桟橋を離れて、伊豆大島岡田港への入港までの間、２４時間の航海当直実習を行いました。

　生徒たちは、船酔いにも負けず、見張り、位置入れ、航海日誌の記入といった航海当直実習をしっかりとこなしていたようです！

　令和５年１１月２１日（火）、岡田港に「大島丸」が入港し、いよいよ海洋産業系の乗船実習もクライマックスを迎えました！

　「大島丸」の船内にて行われた下船式では、乗船実習を終えた生徒たちの顔が前よりとても逞しく見えました！

　船内生活を通じて、チームワークや安全を重んじる規範意識、倫理観などを身に付けることができたのではないでしょうか！

　今後も大型実習船「大島丸」での乗船実習の様子については、本校ホームページにてお伝えしていきます！

　乗船実習については、大島丸船長（日本海洋事業株式会社）からのデイリーレポートも合わせて御覧ください！